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【大気汚染】中国出張者のPM2.5スモッグ対策は?

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ここ数日、「北京の大気汚染がすごいことになっている」という情報が流れてきました。

最近ではすっかり冬の訪れを告げる風物詩ともなっている北京のPM2.5スモッグ。

中国出張者は対策をした方がいいのか、何ができるのか、しばらく前に行った北京を思い出しながら考えてみました。

北京にスモッグがやってきた

2,3日前から「北京のスモッグがすごいらしい」という情報が届いていました。

Twitterでもこんなレポートが上がっています。

これは、けっこう、かなりすごいことになってますね(T.T)

飛行機もこのスモッグのせいで視程不良で着陸できず、欠航が頻発したとか。

【北京に非常に濃いスモッグが:3回着陸を試みるも出発地の香港へ戻る飛行機も】今回のスモッグについて、微博ユーザー"来去之間"は「北京のスモッグのため、自分の乗った飛行機は3回着陸を試みるもことごとく失敗し、結局なすすべなく香港へ戻ることになった」とコメントしている。この不運に見舞われたのはキャセイ・パシフィック航空のCX312便で、定刻では20時20分に北京首都国際空港に着陸する予定が、スモッグが濃いため着陸に成功せず、出発地に戻ることとなった。

大気汚染マップ

世界のPM2.5などの大気汚染指数を見ることのできるサイトがあります。

このサイトで11月5日の深夜に中国エリアを見てみたところ、大気汚染指数200オーバーの都市が多く見られました。

中国の大気汚染状況 2016年11月5日深夜

(色が濃いほど汚染がひどいことを示しています)

北京より汚染のひどい東北地方や山西省などでは500オーバーの都市もちらほらとありますね。

PM2.5スモッグは健康に影響ある?

PM2.5スモッグは健康に影響あるか、ですって?

もちろんです。こんなにひどくて影響ない訳ないですよね。。。

私の知り合いで、中国の北部に数年間滞在していたところ、帰国時の健康診断で「タバコは止めてくださいね」とお医者さんに言われた人がいます。

彼は非喫煙者です。という事はつまり、中国北部に数年間いるだけで、肺がPM2.5などの微粒子で真っ黒になるということなんですね。

日本大使館も警告を出しています

私が購読している中国ブログの「たびハック」さんにもちょうど大気汚染関連の情報が掲載されていました。

日本大使館も警告を出しているんですね。これは知らなかった…

秋の終わりから春にかけてがPM2.5スモッグのシーズン

最近の北京の風物詩とも言えるスモッグは、秋の終わりから春にかけてがシーズンです。

私が初めて中国に行った17年前の冬は、とてもきれいな抜けるような青空だったのを覚えているのですが、今ではそんな空を見ることは望めないようです。

私も今年の3月に北京と天津を訪問しましたが、一面真っ白なスモッグに覆われて視界がほぼなくなっているような日もありました。

今年の3月に天津南駅で撮影した短い動画ですが、最後に映る景色を御覧ください。

肉眼では目を凝らすと遠くにマンション群が見えるのですが、動画では真っ白でほとんど映っていません。

ということで、だいたい春ごろまではスモッグのシーズンだと思った方がいいです。

広東省などの華南エリアならかなりマシ

さて、この中国の大気汚染、中国でも最南部にあたる広東省や福建省あたりではあまりひどくないようです。

しばらく前ですが、3年前の秋に広東省の南部を訪れたときは、青空のきれいな天気が続いていて、前の月に上海を訪れたばかりの私は「中国でもこれほどまでに違うのか…」と驚きました。

2013年11月中旬 広東省南部

2013年11月中旬 広東省南部

もちろん、PM2.5の影響はゼロではないようで、日によってはスモッグらしきものがかかることもありますが、北部に比べれば断然マシです。

スモッグで悪名高いハルビンも、夏なら大丈夫

日本では北京のスモッグがよく知られていますが、中国国内ではしばしば黒竜江省のハルビンが取り上げられます。

冬の間は石炭暖房などが入ることもあって、PM2.5等の大気汚染はかなりひどいもので、大気汚染指数が1000を超えることもあるのだとか。

諸説ありますが、喫煙室の数値がだいたい800ぐらいだと言われています。

ただ、そんなハルビンも夏に訪れればほぼ大丈夫です。

私が今年の7月に訪れた時も、抜けるような青空、とはいきませんでしたが、普通に屋外で活動しても問題ないレベルの空気でした。

2016年7月中旬 ハルビン

2016年7月中旬 ハルビン

ということで、秋の終わりから春にかけて、中国の上海以北に出張や旅行する場合はPM2.5対策が必要だと言うことが分かってきました。

次は、じゃあどうやって対策するの?という問題について考えます。

中国出張者のPM2.5対策はどうする?

とは言え、PM2.5がひどいからちょっと待った、と言えないのが中国出張。

できるものならきちんと対策をして行きたいものです。

ちなみに、さっきからPM2.5(粒子径2.5マイクロメートル以下の浮遊物質)と書いていますが、中国の汚染はPM10(粒子径10マイクロメートル以下の浮遊物質)も多く含まれていると言われています。
ただ、PM2.5に対策すれば同時にPM10にも対策できるので、ここではあえて分けて言及することはしていません。

PM2.5対策と言えば、やはりマスクが一番効果的です。

ただ、よく言われるのが「現地の人はマスクなんかしてないからマスクするとすごい目立つよ」という意見。

確かに私がメインで訪れる上海(PM2.5レベル中程度)ぐらいだと、マスクをしている人は少ないように感じます。

最近は中国人でもマスクをする人が増えています

ただ、さすがに大気汚染が重度になってくる北京などでは、健康意識の高い人を中心にちらほらとマスクをする人も出てきているようです。

2016年3月上旬 北京西単にて

2016年3月上旬 北京西単にて

ということで、今年の3月に北京を訪れた際に、地下鉄西単駅の入り口で人々のマスク率をカウントしてみました。

2016年3月上旬 北京西単

2016年3月上旬 北京西単

西単駅はかなり人通りが多いので200人ぐらいカウントできましたが、その中でマスク着用率は約10%でした。

その中でも、印象的だったのが、N95クラス(っぽい)高機能マスクをしている人が約半数(全体の5%)いたこと。

N95(風)マスクには偽物も多いそうなので、もし現地で調達する場合は必ず信頼のおけるお店から購入するようにしてください。

ですから、少なくとも今年になってからは、都市部においてはマスクをしているだけで目立つ、ということはなくなっています。

日本に帰ってきてamazonで探してみたのですが、この排気弁つきのタイプを使っている人が多かったですね。

このN95クラスのマスクを日数分用意して、使い捨てするのがお勧めです。

また、ホテルによっては空気清浄機を貸し出してくれるところもあるので、フロントで尋ねてみるといいと思います。

まとめ:できる対策は万全にして、自分の身は自分で守ろう

こんな感じで、中国出張者は冬のPM2.5スモッグにどう対策するかについて考えてみました。

数日間とは言え、喫煙室レベルの大気汚染に身をさらすのは決して良いこととは言えません。

できる対策はしっかりして、自分の身は自分で守りたいですね。

中国は広いので、南部と北部では大気汚染の状況も大きく変わります。特に初めて広東省に行ったときはこんなにも違うのかと驚きました。
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-中国と健康, 中国出張

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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