中国の交通機関 中国出張 地下鉄・バス のお勧め記事

上海浦東空港から蘇州への移動は新幹線とバスどっちが便利?

2016/09/20

日本から蘇州へ出張や旅行に行く場合、上海(浦東空港・虹橋)経由で蘇州へ向かうことが多いと思います。

蘇州は上海の隣、というイメージが強いですが、特に浦東空港から蘇州までは約140kmの距離があり、思ったよりも時間がかかります。

そこで、上海浦東空港から蘇州に行くには、高鉄(新幹線)と空港バスのどちらがいいのか、実際に乗って比べてみることにしました。

上海と蘇州の位置関係について

蘇州市(苏州市)は上海の西、約120kmほどの場所に位置する都市です。

上海を東京に置き換えると、蘇州はちょうど小田原ぐらいの位置になります。

ただし、上海市も蘇州市もかなり広いので、上海のどこから蘇州のどこまで行くのかによって、実際の距離は大きく変わってきます。

下の地図の3本のピンのうち、一番右端(東側)が上海浦東空港、真ん中が虹橋駅、左側(西側)が蘇州駅です。

そこで、この記事では、代表的なルートとして、上海浦東空港(上海浦东国际机场)から蘇州駅(苏州站)までのルートを検討してみます。

浦東空港から蘇州駅までのルートには、大きく分けて空港バスルートと新幹線ルートの2つがあります。

結論から先に言えば、荷物の多い方や中国に不慣れな方にお勧めなのは空港バスです。

移動費用を節約したい場合や、夕方など渋滞しやすい時間帯で、できるだけ時間の読める移動手段が良い、という場合は高鉄を選ぶのも良いでしょう。

高鉄ルート

中国の新幹線は浦東空港に直結していないため、浦東空港から蘇州まで新幹線(高鉄)で移動する場合、浦東空港から新幹線の駅まで自分で移動する必要があります。

蘇州行きの新幹線は、主に上海虹橋駅(上海虹桥站)と上海駅(上海站)の2ヶ所から出発しています。

特に中国旅行・中国出張が初めて、という方の場合は新幹線専用の上海虹橋駅の方が新しくて駅の構造も案内表示も分かりやすいのでオススメです。

浦東空港から虹橋駅までは3つのルートがあります。

できるだけ早く移動したい場合はリニア+地下鉄ルートで、できるだけ安く移動したい場合は全線地下鉄ルートがオススメです。

  • [8元 90分~100分]地下鉄2号線(地铁2号线

  • [45元 70~80分]リニア(磁悬浮)+地下鉄2号線(地铁

  • [30元 75分~]空港バス「机场一线

この3つのルートの詳細な比較については、浦東空港から虹橋空港へ乗り継ぐには?移動時間と費用を比較してみたを参考にしてみてください。

<

p class="inyoumodoki">虹橋空港の第2ターミナルと虹橋駅は隣接しているので、上の記事では「虹橋空港第2ターミナル」を「虹橋駅」と読み換えてください。

ちなみに、上のリストで3つめに挙げた空港バス+高鉄というパターンについては、どうせバスに乗るなら、乗り換えの要らない蘇州駅直行の空港バスの方がいいと思いますよ。

虹橋駅での乗り換え

さて、この3つのルートのどれを使うにしても、高鉄で蘇州に行く場合には虹橋駅での乗り換えと、新幹線のきっぷ購入が必要になります。

地下鉄2号線で虹橋駅に向かう場合は、途中の広蘭路駅(广兰路站)で列車の乗り換えが必要です。初めての方はほぼ確実にはまる箇所なので十分気をつけてください。

地下鉄2号線の虹橋駅(虹桥火车站)と新幹線の虹橋駅は直結しているので、地下鉄の改札を出たらそこが新幹線駅というようにとても分かりやすくなっています。

新幹線のきっぷ売り場は1階と2階にそれぞれありますが、オススメは2階のきっぷ売り場。地下鉄の改札を出たら、まずは2階に上がりましょう。

地下鉄虹橋駅出口

なぜ2階がいいかと言うと、2階だときっぷ売り場に入る前に荷物検査があるため、きっぷを買った後すぐに改札口に向かうことができるのです。

中国の列車の荷物検査はけっこう時間がかかるため、慣れていない人が先にきっぷを買ってしまうと、その後で荷物検査の行列に引っかかってしまい、せっかく買った切符の列車に乗れなかったり、などと言うこともあります(私です)。

関連記事:中国では新幹線に乗り遅れても大丈夫、次の列車に乗車変更できます。

きっぷ売り場では、「售当日票专窗(当日きっぷ専用窓口)」の列に並びます。

虹橋駅きっぷ売り場

自分の番が来たら、パスポートを窓口に提示して「苏州站,一张」と言うか、紙に書いて伝えます。静かな一等車が良ければ、「一等座」と付け加えます。

何も言わなければ、最も早い列車を選んでくれるはずです。

窓口のディスプレイに選択された列車が表示されるので、それでよければうなずくか、「」と伝えます。(「OK」でも通じます)

虹橋駅きっぷの買い方

画面に表示される列車候補の一覧にはこんな内容が表示されています。

序号日期车次乘车站开点到站到点车厢席位席别票价
No.日付列車番号乗車駅発車時刻下車駅到着時刻号車座席番号座席種別料金

駅員さんが早口だったり、イライラしているように見えるかもしれませんが、自分のペースで大丈夫です。

ここはどんと構えてしっかり確認しましょう^^

もし、列車の時間がちょっと早すぎて慌ただしいなと思ったら「有没有晚一点的?」と聞いてみると、次の候補がディスプレイに表示されますよ。

まれなことですが、発券ミスなどがないとは言えませんので、きっぷを購入したら、時刻や日付が正しいか、窓口を離れる前に確認しておくと良いと思います。

きっぷが購入できたら、購入したきっぷの右上に書いてある番号の改札口に向かいます。

中国の新幹線のきっぷ

改札口の表示の「车次」と「开点」をきっぷと照合して、「状态」が「正在验票」になっていたら、改札を通ってホームから乗車します。

虹橋駅から蘇州駅までの所要時間は、列車によって多少の前後はありますが、おおむね30分~40分です。

虹橋駅 蘇州駅 間の新幹線 高鉄

地下鉄+高鉄ルートの総所要時間は、約2時間50分

浦東空港から蘇州駅まで、地下鉄と新幹線(高铁)を乗り継いだ場合の所要時間は、約2時間50分でした。

新幹線(高鉄)蘇州駅

実際には乗り継ぎのタイミングなどで多少前後することはあると思いますが、地下鉄も、虹橋駅-蘇州駅間の新幹線も本数が多いので、大きく時間が変わることはないでしょう。

料金は、地下鉄5元+新幹線(2等座)39.5元=合計44.5元(約700円)でした。

地下鉄の前半部分をリニアにすると、所要時間を10分ほど短縮することができますが、費用は約40元高くなります。

地下鉄+高鉄ルートのメリットとデメリット

地下鉄+高鉄ルートのメリットとデメリットをまとめてみます。

  • 所要時間:約2時間50分

  • 費用:合計44.5元(地下鉄5元+高鉄39.5元)

  • ◎待ち時間が短い

  • ◎時間が読める

  • ◎料金が安い(バスの半額)

  • ×乗り換えが面倒(2回)

  • ×高鉄のきっぷを購入する時に中国語が必要

  • ×スーツケースをずっと自分で持って移動する

こうしてみると、比較的体力に自信があって、渋滞などのアクシデントを避けたい場合には地下鉄+高鉄ルートを選ぶと良さそうです。

浦東空港⇒蘇州直通バス

もう一つの蘇州への行き方は、浦東空港から直接蘇州駅に向かう、空港バスです。

蘇州行きバスの乗り方

蘇州駅ゆきのバスのりばは、浦東空港の第1ターミナル(第一航站楼)と第2ターミナル(第二航站楼)の間の、やや第1ターミナル寄りにあります。

1-DSC02347

第1ターミナル、第2ターミナルどちらからでも、「长途汽车(長距離バス)」の表示を目指して進めば大丈夫です。

エレベーターで地下1階に下ります。

上海浦東空港 長距離バス乗り場

窓口で、「苏州站,一张」と言うか、紙に書いて伝えます。

地下鉄+高鉄ルートと違って、中国語を話す必要があるのはこの時だけなので、中国語が話せなくて不安、という人はバスだと安心ですね。

浦東空港 長距離バス乗り場 蘇州行き

きっぷを購入したら、安全検査を受けて、バスの待合室で出発時間まで待機します。

浦東空港から蘇州直行バスに乗ってみた

浦東空港から蘇州駅までの空港バスは、1時間に1本、毎時30分に出発します。

それで、飛行機の到着のタイミングによっては、最大で1時間ほどバスを待つ必要があることに注意が必要です。

DSC02355

でも空港バスの一番のメリットは、ここで荷物を預けたら蘇州まで預けっぱなしでいいことですね。

浦東空港 蘇州 直通バス

浦東空港のバスターミナルを出発したバスはまず、1時間ほどかけて、虹橋駅・虹橋空港T2(虹橋交通ターミナル)に到着します。

1-IMG_0211

ここで、虹橋からの乗車客を拾い、さらに蘇州に向けて走ります。

浦東空港を出発して約2時間20分で、蘇州地下鉄1号線の博覧中心駅(博览中心站)バス停に停車します。

蘇州 博覧中心駅

もし、目的地が蘇州の中心部や、地下鉄沿線の場合は、ここで降りると便利でしょう。

途中で大雨が降り出し、蘇州市内の渋滞にはまったりもしましたが出発から約2時間50分ほどで蘇州駅北の長距離バスターミナルに到着しました。

蘇州駅 長距離バスターミナル

時間を見ると、地下鉄+高鉄(新幹線)ルートとほぼ同じように感じますが、浦東空港でバスの待ち時間が約40分あったので、それを含めると所要時間はやや長めと言ってもいいでしょう。

空港バスのメリットとデメリット

浦東空港からの直行バスルートのメリットとデメリットをまとめてみます。

  • 所要時間:約2時間50分
  • 費用:81元

  • ◎荷物を自分で運ぶ必要がない

  • ◎きっぷを買うのは1回だけなので、中国語に自信がなくても安心

  • ×料金が高い(地下鉄+高鉄の約2倍)

  • ×待ち時間が長くなることも

  • ×渋滞にはまると時間がかかる

まとめ:中国や蘇州が初めての方にはバスがおススメ

こうして比べてみると、浦東空港からの直通バスは、荷物を一度預けたら蘇州までそのままでいいのが最大のメリットですね。

乗り換えも要らないですし、切符を買うのも1回だけなので、確実に初心者向きですね。

ただ、本数が1時間に1本と少ないこと、途中で渋滞にはまるとかなり時間がかかることから、急いでいる場合には向いていないかもしれません。

地下鉄と高鉄を乗り継ぐルートは、乗り継ぎがあること、高鉄のきっぷの購入の際に中国語を話さないといけないなど、若干ハードルが高いですが、時間が確実に読めることや、費用がバスの半分程度(地下鉄+2等座の場合)になるなど、メリットもあります。

自分の予定や体力、中国語のレベルなどに応じて、適切なルートを選べるといいですね。

ところで、海外旅行保険の準備はお済みですか?
C-STUDYイチオシのEPOSカード年会費完全無料なのに、
 海外旅行保険自動付帯
 治療保障最高270万円
 キャッシュレス診療対応
といいことづくめ。
海外旅行に行くなら持っておいて絶対損はしませんよ。
【今なら8000pt還元中】エポスカードに入会するなら今がチャンス! 

-中国の交通機関, 中国出張, 地下鉄・バス

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

共有する

これは役に立つ!面白い!と思ったら共有してくださるとうれしいです。シェアしていただけると、がぜんやる気がでます^^

C-STUDYの定期読者になりませんか?

ブログの更新情報をメールでお届けします。購読は無料、解除も簡単です。 読者数:244人

関連記事