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ガソリンスタンド・格安SIMでも使えるVisaデビットカードまとめ

2016/09/20

Visaデビットカード

Visaデビットカードは、銀行のキャッシュカードでありながら、クレジットカードのように買い物にも使え、海外旅行ではATMやショッピングにも利用できる、とても便利なカードで、ここ数年特に利用者が急増しています。

ただ、そんなVisaデビットカードにも一つ弱点があります。

それは高速道路、ガソリンスタンドやプロバイダなど公共料金の支払いに使えない(ことが多い)というものです。

これは特に、クレジットカードを持たず、デビットカードをメインのカードとして使いたい人にとっては頭の痛い問題です。

デビットカードには「即時引き落とし・銀行残高の範囲で利用」という性質があるため、この問題を解決するのは本来難しいのですが、その中でもいくつかのカード(銀行)はこうした支払いに対応しています。

そこで、この記事ではVisaデビットカードのうちプロバイダや格安SIMなどの公共料金や、ガソリンスタンドの支払いにも対応しているカードの情報についてまとめてみました。

デビットカードで公共料金の支払いができない理由

「クレジットカードのように使えるキャッシュカード」と言われることの多いVisaデビットカードですが、「公共料金や高速道路、ガソリンスタンド、プロバイダーなどの支払いに使えない」という大きな弱点があります。

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最近では、節約派に人気の格安SIMがVisaデビットカードで契約できない、という報告も多く上がっているようです。

格安SIMカード

この弱点には、Visaデビットカードの「即時引き落とし、銀行残高の範囲で利用」という特徴が関係しています。

この問題を理解するために、まずはクレジットカードの仕組みを見てみましょう。

クレジットカードの場合、お店に支払いをしているのは、実は私たちではなくカード会社です。

私たちが買い物をすると、カード会社が私たちを信頼(クレジット)し、いったんお店に対して立て替え払いをしてくれています。

そして、後からカード会社が私たちに利用料金を請求する、クレジットカードはそういう仕組みになっています。

中国の銀行の暗証入力パッド

それで、高速道路の入り口を通る時、ガソリンスタンドで給油前にカードを読みこませる時、公共料金の支払いにカードを登録する時、先にこんなやり取りがあります。

加盟店「このカードは信用してもいいですか?」

カード会社「この人のカードは使えますよ。私たちの責任でこの人の支払いを承認します。」

こういう仕組みがあるので、加盟店は決済額が分からなくてもそのカードを信用できるのです。

この仕組みを「オーソリ」と言います

しかし、Visaデビットカードは「残高の範囲内で支払う」という原則になってて、その仕組みがありません。

例えば。ガソリンスタンドでカードを使って給油する時、先にカードを読み込ませますよね。

tollgate

この時点では、給油する量が分からないので、お店は「この人にいくら請求するか」が分かりません。

クレジットカードならオーソリ時に「カード会社の責任でこの人の支払いを保証します」という回答が帰ってくるのですが、デビットカードの場合は「支払い時に預金残高があれば支払います」という原則です。

そしてお店はあなたの銀行残高を知ることはできません。

そうすると、例えばお店がデビットカードを信頼して受け付けたとしても、実際の支払い額が確定したタイミングでもし残高が不足していると、代金を取り損ねることになってしまいます。

そういう訳で、支払額が後から分かる業種にはVisaデビットカードを受け付けない会社が多いのです。

例えば、りそな銀行Visaデビットカードは、インターネットプロバイダー、高速道路料金、生命保険・損害保険、ガソリンスタンドなどで利用できないことが注意事項として挙げられています。

参考資料:りそなVisaデビットカード│りそな銀行

ガソリンスタンドや格安SIMなどの支払いに対応しているVisaデビットカード

そんな中でも、いくつかのVisaデビットカードは公共料金・プロバイダ料金やガソリンスタンドでの支払いに対応するようになっています。

これはどういうことかと言うと、万が一残高が不足していた場合は銀行が立て替え払いをするということで、デビットカード発行銀行が支払いに責任を持つようにしているようです。

そう言った意味ではこうしたデビットカードは厳密には「預金残高の中でしか支払えない」という原則を外れてしまうのですが、利便性とのトレードオフなので仕方のないところですね。

ここからは、そうした月次課金・事後決済に対応しているVisaデビットカードをいくつか紹介したいと思います。

スルガ銀行Visaデビットカード

スルガ銀行Visaデビットカード

Visaデビットカードの先駆けであるスルガ銀行は、残高不足の場合はいったんスルガ銀行が建て替えるという独自の信用システムによって、多くの月次課金(や請求額事後確定)加盟店で利用できるようになっています。

スルガ銀行の広報資料によれば、高速道路、SMART ICOCA、デポジット(ホテルなどでの保証金)、BIGLOBE、So-net、ワイヤレスゲートを除く加盟店で利用できるとのことです。

参考資料:重要なお知らせ

スルガ銀行ANA支店

楽天銀行デビットカード(Visa)

楽天銀行Visaデビットの前身、イーバンクマネーカード

楽天銀行Visaデビットの前身、イーバンクマネーカード

次に、前身のイーバンク時代からデビットカードを発行していた楽天銀行もほとんどの月次課金(請求額事後確定)店舗に対応しています。

ただ、上でも触れましたが、楽天銀行デビットカードでも高速道路では使えないようです。

また、楽天銀行Visaデビットカードには残高が少ない(10000円未満)場合にはガソリンスタンドで使用できないという制限があります。

さらに、BIGLOBE、So-net、ワイヤレスゲートと言ったプロバイダはデビットカード全般を使用禁止にしているため、楽天銀行Visaデビットカードでも恐らく支払いは難しいでしょう。

楽天銀行Visaデビットカードは年会費が1029円かかりますが、振込手数料無料やATM利用手数料無料などの優遇があるので、賢く使えば年会費分の元は取れそうです。
楽天銀行

ジャパンネット銀行JNB Visaデビット

ネット銀行の先駆けジャパンネット銀行が発行しているJNB Visaデビットカードも、ほとんどの月次課金・事後決済加盟店に対応しています。

JCB Visaデビットカードで支払いができないのは、高速道路料金、航空機の機内販売、NETELLER、TSUTAYA DISCAS、JR西日本 SMART ICOCAクイックチャージ(新規登録のみ)、SAPICAオートチャージ(新規登録のみ)となっています。

参考資料:どこで使えるの?|Visaデビット|ジャパンネット銀行

イオン銀行デビットカードVisa

イオン銀行Visaデビットカード

海外ATMの利用手数料が最安のイオン銀行Visaデビットカードも、ガソリンスタンドなどでも利用できるようです。

参考資料:即時に引落としされていないのですが?|イオン銀行

ただし、こちらも高速道路の通行料金、飛行機の機内販売、アメリカンホーム医療・損害保険株式会社、三井住友海上あいおい生命保険株式会社などでの利用ができない事が告知されています。

参考資料:イオンデビットカード|暮らしのマネーサイト

イオン銀行Visaデビットカードを検討しているなら、イオンカードセレクトを作って同時にイオン銀行の口座を開設⇒デビット発行とすればオトクなポイントも貯まります。

住信SBIネット銀行Visaデビットも2016年4月より対応

そして、2016年4月から公共料金等の支払いに対応を開始したのが、住信SBIネット銀行のVisaデビットカードです。

報道資料によれば、電話、ガス、水道などの公共料金の他に、au、NTTドコモ、ソフトバンクなどの携帯電話料金、NTT東日本、NTT西日本のプロバイダー利用料、NHK、HULUと言った放送視聴料の支払いに対応したようです。

参考資料:Visaデビット付キャッシュカードで公共料金や携帯電話の支払いが可能に|住信SBIネット銀行

ただ、今回の対応後もガソリンスタンド、高速道路料金、航空機の機内販売等には対応していないとのことなので注意が必要です。

参考資料:Visaデビット付キャッシュカード - 商品概要|住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行は、ランクに応じて振り込み手数料やコンビニATM利用料が優遇されるので、賢く使えばかなりの節約になりますね。

住信SBIネット銀行に口座を開設する時は、SBI証券を経由して「ハイブリッド預金」を作っておくとランク判定に有利なのでオススメです。

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高速道路料金はどのデビットカードも不可のようです

今のところ、どの銀行のデビットカードも、高速道路料金の支払いはできないようです。

まとめ:クレジット代わりにVisaデビットを検討している人は要注意

クレジットカードのように使えると言われることが多いVisaデビットカードですが、実際にはクレジットカードよりも使えるお店が制限されており、完全に同じように使えるという訳ではなさそうです。

クレジットカードを持ちたくない、クレジットカードを作れないという方がVisaデビットカードをクレジットカード代わりに使う場合は、上のVisaデビットカードのいずれかから選ぶと良さそうです。

楽天銀行Visaデビット以外は年会費も無料なので、おサイフにも優しいですね。

-Visaデビット, 両替・ATM, 中国出張

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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