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「中国版Uber」の「快的」「滴滴」は中国出張に使えるか試してみた

2016/09/20

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Google vs 百度(バイドゥ)、Twitter vs 微博(ウェイボー)、LINE vs 微信(WeChat)…。

インターネット上の有名なサービスにはほぼ必ずと言っていいほど対抗する国内版サービスがある中国。

インターネット配車サービスのUber(ウーバー)もその例外ではありません。

中国には「中国版Uber」とも言うべき「滴滴」と「快的」という2つの配車アプリが既にあり、その勢いはUberをしのぐほどだとか。

今回の北京旅行で「快的」と「滴滴」のそれぞれを使ってみたのでその様子をレポートします。

2016/4/18 中国在住の読者の方たちから教えていただいた情報をもとに大幅に加筆修正しました。けろっとさん、falさんありがとうございましたm(_ _)m
2016/07/01 続編の「便利すぎる!中国で滴滴快车(ディーディー)に乗ってみた!」もご覧ください

深夜の北京でUberがつかまらず「快的」を利用

まず最初に中国産配車アプリを使ったのは、初日深夜の北京首都空港です。

空港からホテルまでの移動にUber(中国語では优步)を使おうと思ったものの、深夜の時間帯だったためUberの車両が見つかりませんでした。

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そこで、次の手段として「快的」のアプリを開きます。

関連記事:中国のUberは昼間しか使えない?北京でUberに乗ってみた

今回は、15年ぶりの北京+深夜到着というやや難易度の高いルートだったため、(1)Uber (2)中国産配車アプリ (3)通常のタクシー (4)深夜バスという4つの選択肢を事前に考えておきました。

関連記事:北京首都空港に深夜到着した場合の交通手段を調べてみた

そして案の定(?)、第1案のUberが使えなかったため、第2案の中国産配車アプリを試すことに。

やはり旅の準備にはなにごとも「予備」が必要ですね。

中国産配車アプリ「快的」と「滴滴」をインストール

初日に使ったのは、中国産配車アプリのうち、アリババ系列の「快的打车」でした。

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中国にはもう一つの配車アプリ「滴滴出行」があり、こちらはテンセント系列だそうです。

こちらは帰国時に利用してみました。

滴滴出行-专车,快车,顺风车,出租车,代驾,公交

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中国の電話番号と中国語力が必須

中国で配車アプリを利用するには、タクシーのドライバーと連絡を取る必要があるため、中国の電話番号が必要です。

私は今回、チャイナ・ユニコムの電波が使えて中国のネット規制を回避できる「跨境王」SIMを(SIMフリー)スマートフォンに入れ、その番号を使いました。

関連記事:中国の電話番号も、LINEも使える「跨境王」SIM

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本来は、配車アプリで乗車場所と目的地を入力できるので、ドライバーとのやり取りも不要のはずですが、細かい待ち合わせ場所などの連絡のため、ある程度の中国語力が求められるのが現実です。

「快的」と「滴滴」の違い

実は私は(この記事を公開して指摘されるまで)この2つのアプリの違いが分かっておらず、「快的」は「滴滴」のパクリだと思い込んでいました(^^;

でも親切な中国在住の読者の方が教えてくださり、この2つが中国産配車アプリのガチライバルだと知った次第です。

実のところ、私は「滴滴」をインストールしていたつもりだったのですが、よく分からずにインストールしていたのが「快的」だったという状態でした。

短期出張者には大きな違いはない

そして、短期出張者が使うにはどちらが良いかという問題ですが、後でも述べるように、外国からの短期旅行者がこれらの配車アプリで利用できる機能は限られています。

また、この2つの配車アプリ会社は昨年合併を発表していて、いずれは1つのアプリに統合されると考えられています。

そして、ほとんどのドライバーも、それぞれのアプリをインストールしたスマホを車内に装備していることが多いため、短期の滞在であればどちらを使っても大きな違いはなさそうです。

外国人旅行者が呼べるのは「タクシー」のみ

上でも「外国人の短期旅行者が使える機能が限られている」と書きましたが、「快的」「滴滴」ともに快车(自家用車)・专车(ハイヤー)は現金支払いができません。

快车や专车の支払いに使えるのは支付宝、微信などのオンラインアプリ決済か、中国のクレジットカード支払いのみとなっているので、短期の中国出張・旅行にはちょっとハードルが高いですね。

関連記事:日本人が微信支付を開通させるには?中国短期出張中にやってみた

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ということで事実上、短期の外国人旅行者が使えるのはタクシーの呼び出し機能のみということになります。

この場合、滴滴は単なる配車アプリとして使われるため、実際の支払いはタクシーの運転手に現金で行います。

次回はぜひ、微信支付を開通して快车を試してみたいところです^^

2016/07/01 続編の「便利すぎる!中国で滴滴快车(ディーディー)に乗ってみた!」もご覧ください

応答がない時はチップを追加

帰国時に、ホテルから空港までを指定してアプリで呼び出した際には、付近に多数のタクシーがあるにもかかわらずドライバーの応答がありませんでした。

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後でドライバーに聞いたところでは、帰りの客を拾うことが難しいという理由で、空港行きは人気がないのだそうです。

そこで見つけたのが、画面下の方に表示されている「小费(チップ)という機能。

これを使って、割り増し料金を払うことを表明すると、ドライバーが応答してくれる可能性が高くなります。

中国産配車アプリを使ってタクシーを呼んでみた

さて、アプリを使ってタクシーを呼んでみたところ、すぐにドライバーから電話がかかってきました。

アプリの表示とは違うナンバーのタクシーが…

アプリには、タクシーの会社名と車のナンバーが表示されていて、そのナンバーのタクシーを探すのですが、タクシーが一向に見当たりません。

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しびれを切らして電話をかけると、「あんたの目の前にいるよ」との返事。

「アプリに表示されてるナンバーと違う」と言うと、「ああ、この間車両交換になってナンバー変わったんだけどアプリの設定更新してなくてさ」という感じで、やっぱりここは大陸なんだなと思い出します(^^;

支払いは現金、呼び出し料金などの加算はなし

若干の胡散臭さを感じながらタクシーに乗りましたが、特に大きな問題もなく目的地に無事到着しました。

基本的に心配性の私は、「快的」の画面をずっと開いて走行ルートを確認していました(^ー^

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支払いは現金で、メーターに表示された金額を支払えばOKです。特に呼び出し料金などは請求されませんでした。

これはアプリとは関係ありませんが、高速道路や駅・空港の有料駐車場からの乗車の場合、駐車場料金や高速代金は、メーターに表示された料金の他に支払いが必要です。

上級者向けだが外でタクシーを拾わなくていいのは超便利

前回のUberでもそうでしたが、アプリを使った配車サービスと言っても結局はドライバーとのコミュニケーションが必要になるため、快的・滴滴を使いこなすにはある程度の中国語力が必須と言えるでしょう。

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電話は難しいけど文字ならOK、という中国語レベルの方なら、ドライバーから電話がかかってきたら、(電話は取らずに)その番号にSMSで待ち合わせ場所を送る、という手もありそうです。

また、「快车(自家用車)」や「专车(ハイヤー)」は支払い方法が限定されているため、短期滞在の外国人には、実質的にタクシーしか使えません。

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そのためアプリを使っても結局現金での支払いになってしまうのがちょっと残念なところです。

とは言え、外でずっとタクシーを待っていたり、「空港まで行けますか」と交渉したりと言った手間が省けるので、単なるタクシー配車アプリとして使っても、旅のストレスをかなり減らすことができます。

ある程度中国語でコミュニケーションできる方なら、中国産配車アプリの「滴滴」と「快的」はかなりおススメですよ。

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-タクシー, 中国の交通機関, 中国出張

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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