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香港空港から深センへの行き方(フェリー・MTR・リムジンバス)まとめ

2016/10/19

香港空港から深センに入る方法には、フェリー、リムジンバス、MTRなどいくつかのルートがあります。

それらのルートについて、目的に合わせてどのルートから入国するのが良いか、料金や利便性、所要時間などを比較してみました。

香港・深センの国境(口岸)から入国する

香港と中国は一つの国でありながら、政治や経済制度が異なるため、その境界には国境(のようなもの)があって自由に往来することができません。

そしてその国境がある関係で、香港から深センに入国するルートも、限られた数しかありません。

香港と深センの間には8つの国境(中国語では口岸)があり、西から福永港・深セン空港(フェリー)、蛇口港(フェリー)、深セン湾(バス)、落馬洲・福田(MTR)、皇崗(バス)、羅湖(MTR)、文錦渡(バス)、沙頭角(バス)となっています。

最も東側にある文錦渡・沙頭角の2つは主に地元住民が使用するややマイナーな(上級者向けの)国境のため上の地図からは省略しました。

まずは上の地図で、自分の目的地に比較的近い口岸から入国するルートを見つけるのも良い方法です。

では、それぞれのルートの特徴を見ていきたいと思います。

香港空港スカイピアからフェリー:福永港(深セン空港)・蛇口港

香港空港の制限エリア(香港入国審査前のエリア)にはスカイピアというフェリー乗り場があり、ここから深セン(福永港、蛇口港)ゆきのフェリーに乗船することができます。

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ただし、乗船するにはいくらかの条件があるので、詳細を以下の記事で確認することをお勧めします。

ルートマップ

メリット

徒歩移動が少ない

飛行機を降りたら荷物を受け取らずそのまま香港空港内のスカイピア(フェリー乗り場)に行けばOKなので、非常に楽に移動できます。

荷物を持って歩かなくて良い

飛行機の機内預け荷物は係員が積み替えてくれるので自分で持って移動する必要がないため、旅の疲れがかなり軽減されます。

出入国の手間が少ない

通常、香港入国→香港出国→中国入国となるところ、香港の入出国を省略できるので、入国審査待ちの行列に並んだりする必要がありません。

デメリット

船の便数が限られている

香港空港~深センまでのフェリーは福永港・蛇口港それぞれ1日の本数が限られています。

また、他の交通手段よりも利用できる時間帯が短いため、何らかの理由で飛行機が遅延した時などのために、他の交通手段も検討しておくことをおすすめします。

時刻表はこちらの記事から:

乗り継ぎできる航空会社が限られている

香港空港スカイピアでフェリーに乗り継ぎできる航空会社は限られており、特にピーチ・アビエーションやバニラエアなどの日系LCCは乗り継ぎができないと言われています。

料金が高め

香港空港発のフェリーは料金がエコノミークラスで220~290香港ドル(3300円~4300円)とやや高いので、往復で利用するとそれなりの運賃になります。

予算を削減したい人は下のMTR+バス乗り継ぎルートをお勧めします。

深セン市街(特に東部)から遠い

福永港、蛇口港ともに深センの西側に位置しているため、深セン市の東部が目的地の場合はそこから深セン市内を移動する必要があります。

こんな人にオススメ

香港空港スカイピアからのフェリールートは、徒歩での移動距離が非常に少ないため、以下の様な人たちにお勧めです。

  • 高齢者や幼児などがいて、徒歩移動をなるべく少なくしたい人
  • 荷物の多い人
  • 急いで移動する必要のない人
  • 移動中に作業をしたい人
  • 静かに移動したい人

スカイリモ(リムジンバス、乗り合いアルファード):深セン湾口岸、皇崗口岸、沙頭角口岸

香港空港の本土ゆきバス乗り場から、深セン市内各地に行くことができます。

私は深セン湾ルートしか使ったことがありませんが、皇崗口岸や沙頭角口岸を経由する便もあるようです。

香港国際空港から中国本土ゆきリムジンバスの切符チケット売り場

ルートマップ

メリット

徒歩移動が少ない

フェリーよりは多少歩きますが、香港空港内での移動だけで済むのでかなり楽に移動できます。

目的地近くまで行ける

フェリーを利用すると、港に到着した後は、迎えに来てもらうか自分で交通手段を見つける必要がありますが、こちらは目的地の市内まで直通で向かうので、深センに到着した後の移動距離が少ないのがメリットです。

車に乗ったまま出入国

こちらのリムジンバスでは、フェリーとは違い香港の入出国手続きをする必要があるのですが、香港出国+中国入国+税関検査はリムジンバスに乗ったまま行われるため、中国の入国審査の行列に並ぶ必要がありません。

深夜まで運行している

このバスルートのうち、特に皇崗口岸ルートは深夜12時まで運行しているため、夜間に到着する飛行機や、飛行機が遅延して夜の到着になってしまった場合などに便利に利用できます。

デメリット

時間が読めない

時間帯によっては、各口岸手前の道路が非常に渋滞することがあり、到着時間がかなり前後する可能性があります。

ただ、その間も車に乗って待っていればいいので、体力的にはMTR+バスルートよりはかなり楽と言えるでしょう。

料金が高め

料金は深セン市内へはおおむね150香港ドル(2200円)程度です。フェリーよりは安いですが、それでもMTR+空港バスルートよりは高いですね。

車内が狭い

利用するのはアルファードですが、基本的に満員になってから発車するようにしているのか、7人の大人がギュウギュウ詰めになってアルファードに乗ることになり、あまり快適とは言えない車内です。

荷物があまり積めない

こちらも私が利用したことのある乗り合いアルファードの場合ですが、後部の荷物スペースが非常に狭いため、スーツケースを幾つも持っているような場合にはかなり苦しい旅になると思われます。

こんな人にオススメ

  • 徒歩移動をなるべく少なくしたい人
  • 荷物の少ない人
  • 急いで移動する必要のない人
  • フェリーの時刻が合わない人

MTR(電車)ルート※A43空港バス乗り継ぎ

最後に紹介するのが、健脚向けのM43+MTRのバス電車乗り換えルートです。

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まず香港空港から空港バスA43に乗って香港MTRの上水駅まで行きます。そこでMTRに乗り換え、羅湖駅(または落馬洲駅)に向かい、徒歩で羅湖口岸(または福田口岸)を通過するというルートになります。

ルートマップ

メリット

時間の計画が立てやすい

落馬洲(福田口岸)ルートは比較的空いているので、上手くいけばかなりスムーズに深センに入ることができます。

費用が安い

このルートは全線でも約55香港ドル(約820円)と他のルートに比べてはるかに格安です。

デメリット

体力が必要

上水駅での乗り換え、羅湖駅・落馬洲駅~羅湖口岸・福田口岸への移動など、重たい荷物を持って階段を登り降りする場面がけっこうありますので、体力に自信のない方にはあまりお勧めしません。

道に迷う可能性も

このルートは香港~深セン間の移動としては最もメジャーと言ってもいいルートなので、各所に看板があるのですが、旅慣れてない人は上水駅や口岸などで少し迷うかもしれません。

迷ったところで大したことにはなりませんが、ストレスなく移動したい深セン初心者の方は避けた方がいいかもしれません。

こんな人にオススメ

  • できるだけ早く移動したい人
  • できるだけ費用を節約したい人
  • 旅慣れている人
  • 体力に自信のある人
  • 荷物の少ない人

まとめ:

それぞれのルートにメリット・デメリットがあるので、良く比較してルートを検討されることをお勧めします。

基本的には体力温存ならフェリーかリムジンバス、価格重視ならバス+MTRという選択肢で、後は目的地や時間帯に応じて検討するのが良いでしょう。

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-中国の交通機関, 中国出張, 香港・マカオ⇔中国

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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