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フレーズを覚えれば、中国語はもっと楽しくなる!~「通訳メソッド応用」シリーズ

2016/09/22

音楽と外国語の共通点は、フレーズをたくさん覚えれば覚えるほど楽しくなること。中国語のフレーズを楽しく覚える方法について考えました。

映画『セッション』

昨年(2015年)の春に日本でも公開された『セッション』は、アカデミー賞3部門受賞、映画批評家たちからの評価も非常に高いということで、前評判も高い映画でした。

特に、”鬼”教師フレッチャーを演じたJKシモンズの迫力ある演技がかなり評判になっていましたね。

映画を見ている方まで尻尾を巻いて逃げ出したくなるほどの恐ろしさ><

うーん、私もこれぐらいの"鬼"教師に中国語を教えてもらえれば中国語がもっとうまくなるんでしょうか…

ジャム・セッション

それはともかく、この映画の邦題(中国語タイトルは、爆裂鼓手にもなっている『セッション』ですが、ジャズのライブなどで行われる「ジャムセッション」のことを指しています。

私は音楽は全く専門外なのですが、ジャムセッションとは、ステージ上のミュージシャンたちが即興で音楽を楽しむ(観客もそれを見て楽しむ)こと、だと思っています。(違ってたらごめんなさい)

以前はジャズのライブを見ていて、「どうしてこの人達は次から次へとフレーズが浮かんできて、しかも他の演奏者たちとフレーズのやり取りもしていて、いったいどんな天才なんだ」と思っていたんです。

でもある時、ある人からその秘密を教えてもらって疑問が氷解しました。

「全くゼロからフレーズを思いついている訳ではなくて、身体に刻み込んだ膨大なフレーズを(そのまま、もしくは少し味付けして)演奏してるんだよ。もちろん、その過程で”ひらめく”こともあるけどね。」

言われてみれば納得。

確かに、ピアノ素人の私に「適当にフレーズを弾いてみて」と言われたとして、鍵盤を適当に押さえただけでは出てくるのは不協和音ばかり。

基本のコード、コード進行、基本フレーズ、定番フレーズ、これまでの歴史、最近の流行りなど、いろんなベースがあって、あの楽しそうなジャムセッションがあるのですね。

中国語もフレーズを覚えればもっと楽しくなる

と、そこで思ったのが、これって外国語の会話にも通じる話しだな、と。

私も中国語を学び始めの頃は、中国語ネイティブと楽しそうに中国語で会話している日本人を見ては「なんでああやって、次から次へ中国語が出てくるんだろう、よほどの天才か、頭の回転の早い人なんだろうな~」と思っていました。

でも、実は外国語で楽しく会話するために必要なのって、頭の回転ではなくて、フレーズと単語の蓄積なんですよね。

ミュージシャンがコード進行や基本フレーズを覚えるように、外国語も短文や単語を体に刻み込んでいって、そこに歴史や最近の話題などを盛り込んでいく。

そうすると、会話(セッション)がもっとたのしくなる、そういうことなんです。

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特にその点、中国語は動詞の変化を覚えなくてもいいので、フレーズ(短文)+単語さえ覚えればどんどん話せるようになる、とってもお得な言語だと思います。

「通訳メソッド応用」シリーズは会話力を鍛えるのに超オススメ!

そこで、どうやってフレーズを覚えるかというのが問題になります。

フレーズはただ暗記するだけでなく、「身体に刻みこむ」ようにしないと、セッション(会話)の時にフレーズがポンッと浮かんでこないですからね。

そこで管理人イチオシの本が、「通訳メソッド応用」シリーズ。

「通訳メソッドを応用した中国語短文会話800」

私がまず最初に取り組んだのが、シリーズ第1冊の「通訳メソッドを応用した中国語短文会話800」です。

通訳メソッドを応用した中国語短文会話800通訳メソッドを応用した中国語短文会話800
長谷川 正時
スリーエーネットワーク 2004-04

Amazon by G-Tools

この本がすごいのは、とにかく実際に使える短文が豊富に収められていて、そのフレーズをそのまますぐに使うことができること。

どのくらい「すぐに使えるか」というと、私のお気に入りの一文はこれです。

A:あんたが責任持つ?(你负责吗?

B:ううん。(我不负责。

他にもちょっと長めのこんなフレーズも。

A:君どうして彼と話したくないんだい?(你怎么不想跟他说话呢?

B:彼はいつもホラ話ばかりしてるから、相手にしないことにしたんです。(他每次都吹牛,我再也不理他了。

このように”超”実用的なフレーズが800も入っています。

最初は中国語のCDを聞いてリピート、慣れてきたら書名にもある「シャドウイング」で練習すると、中国語のテンポを身体で覚えるのに役立ちます。

そして、次は日本語のCDを聞いて、中国語を思い出すようにして、最後には日本語のCDを止めずに流して、上からかぶせるように中国語のフレーズを話す練習もできます。

もちろん、趣味の中国語に必ず「こう」練習しなければいけない、というものはありませんので、自分の楽しいと思う、心地良い方法で練習すればそれでOKです。

数年前には、上の本より少し難易度を上げた、中級会話も出版されています。

こちらは、「短文会話800」の次のステップにオススメです。

ただ、「短文会話800」や「中級会話700」は、中国語初級レベルの人にはちょっと内容が多すぎるかもしれませんね。

初級者向けの「通訳メソッド応用」シリーズ

ということで、初級者の方たち向けのシリーズ本もあります。

通訳メソッドを応用したシャドウイングで学ぶ中国語文法 (マルチリンガルライブラリー)通訳メソッドを応用したシャドウイングで学ぶ中国語文法 (マルチリンガルライブラリー)
長谷川 正時
スリーエーネットワーク 2005-10

Amazon by G-Tools

 

 

初心者には「シャドウイング」が必要か、という議論もあるのですが、それはともかく私がこの本を勧めるのは本当に「すぐに使える」フレーズが豊富だからです。

以前の記事にも書きましたが、語学はとにかく、続けることが一番の秘訣です。

特に今はインターネットがあるので、WEBレッスンやチャットなど、中国語を話す相手を探すには全く困らないはずです。

「通訳メソッド応用」シリーズでフレーズを覚え、すぐにネイティブとの会話で使えば、ただ黙々と単語を覚えるよりはモチベーションも維持しやすいはずです。

無理なく、どんどんフレーズが身体に刻み込まれていくと思います。

上級編もあります

さて、上の「中級会話」でも物足りない、と言う人には、上級コースもあります。

 

 

この2冊、私も持っていますが、本当に通訳訓練で使われているフレーズのように感じます。

例えば、「中国語難訳語500」からサンプルを挙げると、

同僚と腹を割って意見のやりとりを行うことは、考え方を理解し合い仕事を改善するのに役立ちます。(げ跟同事推心置腹地交换意见,有利于沟通思想改进工作。

と、こんな感じのいかにもオジサンが使いそうな日本語のオンパレードです。

私もまだこの本をちゃんとやり切ってはいないのですが、少しずつ、コツコツやっていくだけでも、自分の表現力が上がっていくのが実感できます。

みなさんもぜひ、フレーズを覚えて、中国語の会話を楽しんでください!

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この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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