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【Priori3レビュー】普段使いも全然OK!12800円のSIMフリーLTEスマホ

2016/10/14

11月20日に発売となったPriori3が我が家にも届いたので、さっそく1日使ってみることにしました。丸一日使ってみると、「これ普段使いでも全く問題ないかも?」と感じました。1万円台前半の格安スマホとじっくり付き合ってみた感想をお届けします。

[サイズ感]女性でも持ちやすい4.5インチサイズ

前回の記事ではPriori3 LTEを同クラスの他機種と比べながらスペックを確認してみました

さっそく届いたPriori3を手に持ってみると、厚みはiPhone6よりは少しあるのですが、特に分厚いという印象はありません。実際に女性の手で持つとこんな感じになります。

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サイズはiPhone6とほぼ同じ4.5インチクラスです。

最近のスマートフォンはサイズがどんどん大きくなってきて、持ちにくかったり片手での操作が難しくなってきていますが、Priori3なら女性でも普通に片手で持つことができ、実際手に持ってみてもかなり軽く感じます。

チープさを感じさせるようなものではなく、長時間持っていても苦にならない、という軽さです。

値段も安いので、下手にカバーなどを付けて重くするより、このまま持っていてもいいのではないかな、と感じました。

[ハンズオン]電源を入れるまで

SIMカードはMicroSIMサイズ

さっそく、SIMカードを挿してみます。

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Priori3のSIMスロットは下段がmicroSIM、上段が標準SIMになっていますが、通常は下段のmicroSIMスロットに入れることがほとんどだと思います。

iPhoneなどで使っていたnanoSIMをPriori3でも使いたいという場合は、SIMカードの再発行をしてもらうか、SIMアダプターなどを使って大きさを合わせることになります。

下段のmicroSIMスロットにSIMを入れる向きは、金属端子が上向き、斜めの切り欠きが手前左になる方向です。

本体の内側にある図の通りにすればOKです。

私は裏返しに入れて、「SIMカードが入っていません」と怒られてしまいました^^;

電源ボタンの位置

本体上部のMicroUSB端子に充電ケーブルを差し込み、本体右側の電源ボタンを長押しして電源をONにします。

Androidスマートフォン共通の設定画面が現れ、セットアップを進めていきます。

Priori3の電源ボタンは、本体右側に3つ並んでいるボタンのうち、一番下のボタンです。

(本体側面の写真はこちらの開封レビュー記事にあります)

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OSバージョン

Priori3のAndroid OSバージョンは5.1 Loliipop、現時点で出回っている格安スマートフォンの中では最新OSと言っても良いでしょう。

Android OSの最新バージョンは6.0 Mushroomですが、現時点では6.0 Mushroomに対応しているスマホメーカーはまだ多くありません。

待受画面

余分なアプリはほとんど入っておらず、シンプルな待受画面です。

ストレージの容量が8Gと少なめですが、アプリが少ないせいで容量には十分余裕があります。

ただ、アプリを追加していったり、写真や動画などを撮ると8GBではちょっと心もとないので、microSDカードを入れておくのが良いと感じました。

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FREETEL以外のSIMで使うには

Priori3はSIMフリースマートフォンですから、様々な携帯電話会社のSIMを入れて使うことができます。

SIMカードから自動的に契約している通信会社を判別するようにはなっていないため、ちょっと設定が必要ですが、ドコモや主要MVNO(格安SIM)の設定はあらかじめPriori3に登録されているので、自分の契約した会社に切り替えればOKなのは便利です。

Priori3にプリセットされている携帯電話事業者

FREETEL SIM、BIGLOBE、イオンSIM、b-mobile系、楽天モバイルLTE、DTI SIM、hi-ho LTE typeD、IIJmio SIM、ドコモ(mopera U)、So-net モバイル LTE、U-mobile(ユーモバイル)、ASAHIネットLTE、pointy(ポインティ)、OCN モバイル ONE、BB.exciteモバイルLTE、ワイヤレスゲート、NifMo(Nifty)、ぷららモバイルLTE、パナソニックWonderlink LTE、DMM mobile、accessell(BiZiMo)

自分の通信会社に切り替える方法

1.設定画面から「もっと見る」をタップ

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2.「モバイルネットワーク」をタップ

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3.「アクセスポイント名」をタップ

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4.自分の契約した会社を選ぶ

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なぜかmineoで繋がらない⇒繋がりました

ただ、これだけのMVNOのリストがプリセットされているのに、たまたま私がこの前キャンペーンにつられて契約したmineoがリストに入っていません。

APNの追加をしてみましたが、なぜか繋がらず…

とりあえずdocomoのSIM(mopera U契約)で使いましたが、また来週以降mineoでの接続にチャレンジする予定です。

11/24追記:初期化後にもう一度設定をやり直したらあっさり繋がりました\(^o^)/

画面まわりをチェック

ディスプレイの表示は合格点

Priori3は1万円台前半と「超」低価格なので、ディスプレイの表示がかなり粗いのではないかと心配していましたが、実際はそんなことは全くありませんでした。

我が家にあったiPhone5c、Nexus5と並べてみました。

iPhone5c Nexus5 Priori3

左からiPhone5c Nexus5 Priori3の画面表示

iPhone5cの解像度は1136✕640ピクセル、Nexus5は1920×1080のフルHD、これと比べると854x480というPriori3の解像度はかなり見劣りしますが、実際のところは実用には全く問題ないレベルです。

写真を表示しても、特に発色がおかしいとか、ピクセルの粒が目立つようなことはなく、拡大表示をしたり、写真を上下左右にスワイプしたりしても、表示が追いつかないようなことはありません。

実際に丸一日使ってみても、ライトユーザーの普段使いなら画面表示は全く気にならないと思います。

スクロールのクセはちょっと気になった

ただ、ちょっと気になったのが、画面を上下スワイプしてスクロールする時のクセです。

ゆっくりのスワイプでは問題ないのですが、勢いをつけてスワイプすると、かなりのスピードでスクロールしてしまい、狙ったところで止まってくれません。

Nexus5と並べて、同じようにスワイプしてみました。

しばらく触ってみて分かったのですが、Priori3はスワイプの時に勢いをつけて指を離してはいけないようです。

勢いよくスワイプしても、画面の上か下で指を止めればちゃんと行儀よく?スクロールしてくれます。

2点タッチの精度

以前の機種(Priori2)はタッチの感度に問題があると言われていて、購入を躊躇していたのですが、スマコトさんの記事によれば、Priori3には2点タッチの精度に若干問題があるようです。

垂直に揃った2点間の距離が150px以下くらいに近づくと1点に認識されます。

と言うことで、ゲームなどで2点タッチを多用する方はちょっと気にした方がいいかもしれません。

ただ、ゲームを全くしない私が3日間使った感じでは、2点タッチを使うのは画像やWEB、地図の拡大・縮小ぐらいで、あまり気にならなかったことも付け加えておきます。

Priori3のタッチ精度は、ゲームをしないのであれば買っても大丈夫なレベルです。

戻る・ホーム・タスクボタン

個人的に一番気になったのはここです。

Androidスマートフォンには、画面の下の方に戻る・ホーム・タスクの3つのボタンがありますが、Priori3はこのボタンがちょっと分かりにくいです。

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上の写真で赤く光っている「△」「○」「□」がそれぞれ戻るボタン・ホームボタン・タスクボタンですが、スクリーンから少しだけ離れた位置にあるので、「押したつもりが押せてない」ことがしばしばありました。

また、タスク切り替え画面に入るには「□」ボタンを長押しする必要があります。

ただ、覚えればすむ話なので、そこまで致命的な欠点でもないかなと思います。

Priori3の電池持ち

Priori3を朝8時過ぎからほぼ丸一日使ってみました。

メッセージを送受信する(1時間に1通程度)、ネットを見る(1時間に10分前後)、写真を撮る(1時間に1枚ぐらい)、というような使い方をしてみたところ、夜7時半ごろにバッテリー節約モード(バッテリーセーバー)に切り替わりました。

バッテリーに負担をかけるのが心配だったので、この段階で充電器につないでしまいましたが、完全な電池切れまでおそらく12時間は持ちそうです。

ライトな使い方であれば、丸一日は余裕で持つことがわかりました。

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その他

WiFi(5GHz)が接続に失敗することがある

我が家のWiFiは2.4GHz/5GHzのデュアルバンドで運用しています。

Priori3もデュアルバンド対応ということで5GHzで自宅WiFiに接続してみましたが、外出から帰ってきた時など、WiFiの接続に失敗することがあります。

機内モードをいったんOFFにしてから再度ONにしたところ、無事に接続できました。また、2.4GHz帯ではおおむねスムーズに接続されるように感じました。

2.4GHzを使っている人も多いと思われますので、あまり気にするポイントでもないかもしれませんが、とりあえず「WiFiが繋がらなかったら機内モードON/OFF」と覚えておくとよさそうです。

通知ランプ

メールを受信して、他のデバイス(PC)などからそのメールを既読にしても、通知ランプが消灯しません。

PCとスマホのメールを共用している私にはちょっと気になる欠点です。

重たいアプリを使う人には向かない

通常のライトな使用であれば全く問題ないかと思いますが、例えばゲームなどRAMをたくさん使うアプリを起動している場合、メールや着信などの割り込みがあると、今使っているアプリが終了してしまう可能性があります。

また、Priori3のROM容量は8GB、最近のスマートフォンとしては少し小さめです。

また、外部ROM(microSD)にアプリを移すことはできず(写真などのデータはmicroSDに保存できます)、容量の大きいアプリをたくさん入れられないため、ゲームなどデータの大きいアプリをいくつもインストールするような使い方には向いていません。

OTG非対応

Priori3はOTG(USB On-The-Go)に対応していないので、Priori3をホストとしてUSBメモリやキーボードを接続することはできません。

4G(LTE)に繋がらなかったら

これは初回にAPNを設定した場合に起きるようですが、4G(LTE)に繋がらずずっと3G接続のままになることがあるようです。(技術面での解説記事:MVNOによるLTE接続

初回APNの設定後、機内モードON/OFFすることで4G(LTE)に繋がります。

GPS、電子コンパスの精度に難あり?

Priori3は電子コンパス搭載ということになっていますが、ナビ機能を試していた時に、どうも正しい方角を示さない上に、地図がクルクルと回転してしまいます。

家に戻って、水平な机の上に置き、Nexus5と並べてみるとやはり…

Priori3(左)とNexus5(右)の方位指示比較 右が正しい方位

Priori3(左)とNexus5(右)の方位指示比較 右が正しい方位

Priori3のコンパスが完全に明後日の方角を向いてしまっています。

キャリブレーション(較正)が必要だった

実はこれ、機械の不具合というより、「電子コンパスの較正(キャリブレーション)」が必要な状態ということのようです。

ということで、GPS Status & Toolbos(無料)というアプリを使ってコンパスを較正してみました。

(※Google mapを起動した状態でも較正はできますが、このアプリを使うと分かりやすいです)

アプリを起動して、どこでも任意の場所をタップすると上に現れるメニュー画面からスパナのアイコンをタップ、「コンパスの較正」を選びます。

その状態でPriori3をこの動画のように8の字に動かします。

その結果は…

priori3_compass_calibration

若干のずれはあるものの、だいぶ正しい方角を指すようになりました。

やはり若干精度が劣るか…

ただ、しばらく使っていてやはりナビが不安定。

どうも地図がふらつくことが多いのです。

私の普段使いのNexus5と2台並べて持ってみると、やはりPriori3だけ地図がクルクルと(最初の頃ほどではないにせよ)動きます。

テーブルの上で2台を並べて静置してみました。

左がPriori3、右は比較用のNexus5です。

Priori3画面の左上の方位角と、中心円を見ると電子コンパスがややふらついているのが分かります。

実際にナビで使ってみたところ、徒歩ナビ・カーナビいずれでも、ナビとして使う(ずっと案内にしたがって移動する)のは若干厳しいと感じました。

地図はおおむね把握しておいて、要所要所で現在地を確認したり、ルートを把握したりするときなどに使う、という使い方なら良さそうです。

丸一日使ってみた感想は「普段使いには全く問題ない」

と、こんな感じでPriori3をしばらく使い倒してみました。これなら海外旅行専用でなくても、普段使いにも全く問題なさそうです。

ドコモなどの既存キャリアは2年しばりがほとんどですから、仮にPriori3の機種代金を24ヶ月に分散すると、1ヶ月あたりの金額は約600円。

格安SIMと合わせれば2000円ぐらいでスマホが持てるということですね。

ご両親や子どもに持たせる初めてのスマホとしても、この価格はとても魅力的と感じました。

続いて、Priori3のカメラの性能を探ってみました。

Priori3は旅カメラになれるか?

昨日の記事ではPriori3はスタミナも十分ということが分かったので、今日はこのスマホを旅カメラに使えないか、あちこちの写真を撮ってきました。

注意:『1万円台前半のスマホ』というハンデを忘れないで読んでください

タイトルでは「旅カメラ」などと大上段に構えてしまいましたが、管理人がそもそもカメラに疎い上に写真の腕もないので、大したレビューはできません。

あくまで「素人の旅のスナップ写真」に使えるか、という目線で見ていただければ幸いです。

くれぐれも最新スマホや高級コンデジ、デジイチなどと比べられませんように。

静物写真:優秀

まずは昼間の静物写真を撮ってみました。

使ったのは全てPriori3標準のカメラアプリです。

(以下の写真はクリック・タップすると原寸大画像が見れます)

Priori3カメラ 静物

これを見ると、それほど悪くはなさそうです。

旅でもスナップ写真程度なら問題なさそうに感じます。

HDRモード

Priori3標準のカメラアプリにはHDRモードがありました。

露出の異なる写真を素早く数枚撮影⇒合成して、鮮やかな写真を撮ってくれる機能です。

Priori3カメラ HDR 静物

このHDRモードの出来もなかなかのように感じます。

HDRモードは動く被写体に弱い

ただ、HDRモードも万能ではない、ようです。

メンバーが足りなかったので、マネキンに協力してもらって集合写真を撮ってみたのですが…

Priori3カメラHDRモードでゴースト

マネキン自体は問題なく撮れていますが、左側の通行人をよく見るとゴーストが出ています。

ハイスペックのスマホだと、HDRモードで合成するときに動いた被写体はうまく消してくれることが多いのですが、そこは格安スマホの限界でしょうか。

Priori3のカメラアプリのHDRモードは動く被写体にかなり弱そうなので、外で撮るときは通常モードが良さそうです。

食べ物:まあまあ

マクロ気味のマグロ

Priori3のカメラアプリに特にマクロモードはないようですが、できるだけ寄って撮ってみました。

Priori3カメラ マクロ撮影

ピントが甘いのは寄り過ぎたせいでしょう。

でも、スマホの画面で見るだけなら十分いけそうです。

ずらりと並んだドーナツ

旅に出ると、なぜかこういう風景を撮りたくなるもの。

Priori3カメラHDRモード ミスド

こちらはHDRモード。旅の思い出写真にするには、HDRモードなかなか良さそうです。

遠景:ちょっと苦手かも

遠景の解像度も、あまり得意ではないようです。

1万円台前半のスマホにいったい何を求めているのか、と言われそうですが…

Priori3カメラ 遠景 解像度は良くない

逆光気味で撮影してみました。

こちらは思ったより頑張っています。

Priori3カメラやや逆光

動画:可もなく不可もなく、歩き撮りはNG

動画は3gpフォーマットという形式で保存されます。

サイズは高画質モードで640x480ピクセルでした。

手ぶれ補正はないので、歩き撮りはほぼ不可能です。

ちなみに手ぶれ補正ありのNexus5での歩き撮りはこうなります。

旅先でのメモ代わり:十分近くから撮ればOK

旅先でありそうな、時刻表や地図を写真に撮る、というシチュエーションを試してみました。

街頭の市街地案内図を、30cmほど離れた場所から、LEDライト使用で撮影してみます。

Priori3カメラLEDライト(フラッシュ)使用

上の写真を等倍で切り出してみました。

shizuoka-map_

解像は甘いものの、文字はギリギリ読めるので、なんとか旅先のメモカメラ代わりに使えそうです。

暗所:ちょっと厳しいか

11月下旬、夕方5時少し前です。

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薄暗くなってきたぐらいの時間ですが、これを見ると暗所の撮影はかなり厳しいように感じられます。

このあたりが1万円スマホの限界でしょうかね。

写真と動画の容量

標準のカメラアプリで撮影すると、写真1枚あたりの容量は2~3MBとなりました。

動画の場合は1分で50MBぐらいが目安となりそうです。

Priori3のメモリ容量は8GB、おそらくアプリで半分を使うとして、残り4GBでは少し心もとないかもしれません。

幸い、Priori3はmicroSDカードで容量を増やせるので、写真をたくさん撮るならmicroSDカードを買っておくとよさそうです。

カメラまとめ:価格を考えれば十分合格点

1日いろいろと写真を撮ってみましたが、写真に強いこだわりがある人でなければ十分使えるのでは?と感じました。

暗所・夜景が苦手、HDRモードは静物オンリー、解像がちょっと弱いなどの弱点もありますが、それを理解して使えば全然OKです。

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1万円台前半のスマホのおまけカメラでこれだけできれば、言うことなしでしょう。

メーカーのAmazon直販で税込12,150円、海外旅行専用の臨時スマホとして買うのもありだと思いますよ。

-SIMフリー, 中国でスマホ, 中国出張

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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