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初心者から中級者までオススメ!「中国語作文のための短文練習・中文造句」

2016/10/09

言語の習得にはインプットとアウトプットのバランスが大切です。単語を覚えて、片言で会話ができるようになってきたら、短文を作る練習をしてみましょう。中国語の文法はシンプルなので、短文がスムーズに作れるようになれば、中国語を話すことがどんどん楽しくなりますよ。

単語数が増えてきたら、基本の文法を覚えよう

言語の習得にはいくつかの段階があります(関連記事:中国語(外国語)の習得に絶対必要なたった一つの大切なこと)。最初は、発音の基礎から学び、そうしているうちに単語や基本の挨拶をいくつか覚えます。単語量が増えていくにつれて、実際にコミュニケーションを取ることができるようになって、学習が楽しくなってきます。

そうなると、中国語の学習がどんどん楽しくなってきますね。この時期は、覚えていく単語量に比例してコミュニケーションが楽しくなるので、一番やりがいの感じられる時期です。

ただ、その時期もある程度過ぎると、ちょっと欲が出てきます。「何となくコミュニケーションは取れるようになってきたのだけれど、ちゃんとした文章で話せたらもって楽しいんじゃないかな」と思い始めるはずです。

片言ではダメですか?

世界一周旅行をしているような人たちが、「言葉なんか片言で十分、心と笑顔があれば通じ合えるよ!」と言うのを聞いたことはありませんか?心と笑顔で、素敵な出会いがあると本当に気持ちが明るくなりますね!でも、本当に「言葉なんか片言で十分」なのでしょうか?

私も、「言葉なんか片言で十分」なシチュエーションがあることは否定しません。特に、海外旅行などでは、毎日話す相手が変わり、そのほとんどは一期一会の出会いですから、同じような内容を話しても、非常に新鮮味があって飽きないのですね。また、毎回話す相手が違うなら相手の負担も少ないので、片言でも十交流を楽しむことができます。

でも、誰かともっとよく知り合いたい、ぜひこの人と友達になりたい、と思ったとき、どうでしょうか?一生懸命気持ちを伝えたくても、気が付くとかけた時間の割にさほど内容のある会話ができていなかったり、会話が終わるとお互いにぐったり疲れてしまっているなんてこともしばしばです。どんなに会話が楽しくても、これではだんだんとコミュニケーションが苦痛になってきてしまいます。

「言葉なんか片言で十分」なのは、ごく限られた状況で、表面的な交流に限られることはぜひ知っておくべきでしょう。

正しい文法で話すメリット

そこで、単語数がある程度に達した方にオススメしたいのが、基本の文法を覚えること。この段階では「文型」と言ってもいいかもしれません。

文法は絶対に必要ですか?

「文法なんて気にしちゃだめ、要は伝わればいいんだから」と言う意見も、たびたび耳にします。私も、この意見を否定するつもりはありません。

相手に自分の気持ちを伝えるのに、手段は何でもいいと思います。片言でも、筆談でも、身振り手振りでも、絵を描くことでも、もしくはハグすることだって気持ちを伝える方法の一つです。そこに文法なんか必要ありません。

それでも私が、文法を覚えることをオススメするのは、そうすると、もっと会話が楽しくなるからです。

文法は「ルール」と思われることが多いですが、コミュニケーションの道具として外国語を学ぶ場合、文法は「思いやり」です。正しい文法で話せば、相手はあなたが何を言いたいのか、頭をひねって考える必要がありません。何度も言い直す、聞き直す必要がないので、お互いにコミュニケーションが楽しくなります。

どうですか?文法を覚えるのも悪くはない、と思いませんか?

世界はグラデーションでできている

「伝わる」度合いには様々なレベルがあります。

世界は「伝わらない」「伝わる」の2つでできているのではなく、「全然伝わらない」から「よく伝わる」までのグラデーションでできていることを知っておくといいでしょう。

ですから、会話を楽しむ中国語に「完璧な文法」なんて必要ありません。テストでは小さなミスで減点されるかもしれませんが、会話でいちいち減点する友人などいません。たいていの文法ミスはみんな、頭でちゃんと補正して聞いてくれます。

ですから、単語量がつれて会話が楽しくなった時のように、ちょっとずつでも文法を覚えれば、どんどんまた会話が楽しくなりますよ。

さあ、少しずつ、簡単な文法を覚えていきませんか?

ドリル形式が無理なく続けられる、「中国語作文のための短文練習・中文造句」

さて、中国語の文法を覚えるには、やはり参考書があると良いでしょう。中国語の文法の参考書もかなりの種類があり、私も何冊も試してみました。

今日はその内の一冊、「中国語作文のための短文練習・中文造句」を紹介します。

以前にもオススメの文法書(関連記事:「Whyに答える中国語の学習書」レビュー)を紹介したことがありますが、こちらの本も私のオススメ文法書のうちの1冊です。

私が中国語を学び始めたころに発売され、書店でパラパラっと立ち読みしてこれはいい!と思い即、買って帰ったのを覚えています。

この本の特徴は、ドリル形式で優しくゆっくり勉強が進められることです。表がたくさん使われていて、ポイントが整理されているので、無理なく中国語の基本文法を学ぶことができます。

作文の練習問題がたくさんあるので、例題に従って作文を繰り返すうちに、中国語の基本構文を無理なく身につけることができます。外国語の上達にはやはり、回数をこなすことが何よりも大切です。この本を徹底的にこなせば、表現力がかなりつくはずです。

上の「Whyに答える…」の分厚さに圧倒されてしまう人も、この本はそれに比べればかなり薄いので、抵抗なく取り組めるのではないでしょうか。

中国語検定3級~2級を目指している人(関連記事:中国語検定の難易度)にも、実力をつけながら検定対策もできるこのテキストは非常にオススメです。

かなり古い本ですが、今でも私のイチ推し文法書のうちの一冊です。

中国語作文のための短文練習―中文造句中国語作文のための短文練習―中文造句
中山 時子 飯泉 彰裕東方書店 1999-03
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この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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