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[中検 HSK TECC 通訳案内士]中国語の語学検定まとめ

2016/09/22

英語に英検やTOEICがあるように、中国語にも語学検定がいくつかあります。そうした中国語の検定についてまとめてみました。

中国語検定の静岡会場

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以前に中国語検定(中検)を受験した静岡市には「静鉄」(静岡鉄道)というローカル私鉄が走っていました。風情があっていいですね。

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受験会場は「静岡日本語教育センター」という、日本語学校でした。小さな会場でしたが、会場の皆さん一生懸命にお世話をしてくださって、快適に受験することができました。

中検準1級の受験者は女性が多い

私が受験したのは中検準1級でしたが、受験者は約10人、2/3が女性、そのほとんどは女子大生と思われる人たちでした。やっぱり語学系は女性が強いのでしょうかね。

時折こうして中国語の「体力」測定をしておくと、自分のレベルを客観的に知ることができて、自分が取り組むべき分野がはっきりするので、私は定期的に受けるようにしています。

中国語の検定試験

これまでに、3種類の中国語関係では代表的な検定を受けましたが、それぞれに特徴があるので、その特徴を理解した上で受験するといいですね。

中国語検定(中検)

日本で一番有名な中国語の語学検定でしょう。参考書もたくさんあります。

準4級、4級、3級、2級、準1級、1級の6つの級があります。準1級と1級は2次試験(面接試験)があります。中検1級は、年間10人程度しか合格者がいない難関試験なのだとか。

日本ではそれなりに知名度がありますし、知らない人でも「中国語」+「検定」という名前で察してくれるのが特長です。それなりの級を取れば就職に有利、かもしれません。

検定会場も全国各地にありますから、日曜日の半日あれば受験できるのも便利でいいと思います。

どちらかというと筆記試験重視なところがありますが、自分の苦手分野を知るにはいいと思います。

とりあえず何か受けてみようという方にはおススメです。

関連記事:中国語検定についての情報まとめ

http://www.chuken.gr.jp/

漢語水平考試(HSK)

国際的には最もメジャーな中国語関係の検定です。中国での留学や就職を目指しているなら、この試験に慣れておくといいでしょう。

リスニングはそれなりの難易度ですが、筆記は(漢字を理解できる日本人には)かなり簡単です。

試験会場が少ないのと、日本で履歴書に書いてもほとんど通用しないのがデメリットでしょうか。

日本の一般的な検定とは逆で、1級が一番易しく、6級が一番難しいことに注意しましょう。以前の旧HSKは11級までありました。級分けが大まかになったので、就職などでは合格した級に加えて得点もチェックされることがあります。

日本語の分かりやすいテキストが少ないので、試験対策は難しいのですが、逆に自分の実力が出やすいとも言えます。

ちょっと試験の運営の手際が悪かったりするのですが、それも本場らしいと思えば楽しいかもしれません。

http://www.hskj.jp/

中国語コミュニケーション検定(TECC)

知名度は上2つにはるか及びませんが、中国語愛好者の中では知っている人も多い試験です。

リスニングと筆記のバランスがいいこと、級ではなくスコアで成績が出るため、純粋に自分の中国語のレベルを測りたい時にはいいでしょう。

ただ、これを就職や留学に・・・というのは考えない方がいいです(^^

http://www.tecc.jpn.com/

通訳案内士試験

上の3つが民間の検定試験なのに対し、こちらは国家資格という大きな違いがあります。

また、外国人に対し通訳ガイド業をしようとする場合、必ずこの資格を持っている必要があります。

http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/

中国語検定1級に合格していると、通訳案内士の外国語試験が免除されます。「通訳案内士+中検1級」のダブル合格があれば、中国語のプロであることを強くアピールできますね。

中国語の検定試験との付き合い方

「中国語検定は受ける意味がありますか」という質問をされることが良くありますが、私は上でも述べた通り、定期的に受験する派ですので当然「意味はあります」と答えます。学習のモチベーションを維持するため、自分のレベルを測定するために受けるのは、とてもいいことだと思います。

しかし、「中国語の検定を受けるといいことがありますか」と尋ねられると、「ないです」と答えます。と言うのも…

中国語の検定試験は就職に有利?

上の各試験の概要でも「就職に…」と書きましたが、実際のところ、どの資格を取ったところでも、その資格を持っているだけではどうにもならないのが現状です。まあ、これは語学にかぎらずどの資格でもそうなのですが…

中国語のプロの皆さんは、こうした試験のはるか上のレベルにいます。しかも何歳になっても常に研鑽を怠らず、事前の準備を念入りに行います。中検1級は確かに難関ですが、それだけではとてもプロに太刀打ちできるものではありません。

唯一の国家資格である通訳案内士も、合格者のほとんどがそれを活かしていないという現状があります。または、その資格を活かして仕事をしている人たちと言うのは、ほとんど必ず「語学+α」の特技を持っています。

ただし、就職エントリーの足切り対策として、もしくはアピールポイントとしての使い道は十分あると思います。

例えば私などは、中国語は全くの独学ですから、私の中国語レベルを客観的に説明してくれるモノサシがありません。そこで、もし中検1級を持っていれば、まあそれなりに頑張って勉強したんだな、というのが分かってもらえるかもしれない。と、そういうことです。

中国語の検定試験に合格すると話せるようになる?

中国語にかぎらず、語学の検定試験と言うのは、リーディング(読解)、リスニング(聴解)重視であることがほとんどです。中国語検定でも準1級と1級では面接試験がありますが、筆記試験ほど難しくないと言う感想を聞きます。

しかし、リーディング、リスニングができても、話すことができなければ、コミュニケーションの道具としてはかなりバランスの悪いものになります。

本気でコミュニケーションの道具として中国語を勉強したいのなら、検定試験に頼るのではなく、実戦で語学力を磨くことをオススメします。

まとめ:中国語の検定試験は道具、(合格後の)使い方が大切

資格は道具にすぎず、何かを保証してくれるものではありません。大事なのはそれを手に入れた後や、手に入れる過程を、どう活用するかです。

中国語の検定試験を上手に利用して、効果的に中国語を身につけたいですね。

-中国語, 中国語検定

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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