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[2016年版]中国語検定のレベルは?就職に有利?難易度は?

2016/10/09

中国語関連の資格試験の中でも日本では最も知名度のあり、社会的な評価も高い「中国語検定」のレベルや就職活動への使い方についてまとめてみました。

最後におすすめのテキストも紹介しています。

中国語検定(中検)の概要

中国語検定は35年以上の歴史があり、日本の中国語学習者の間では認知度の非常に高い能力検定試験です。

これまでの累計志願者数は約100万人に達しており、一般の人にも一定の知名度のある検定試験ですので、初めに受ける中国関連の検定試験としてお勧めできます。

「実用中国語検定」は、別の団体が実施している全く異なる試験の名称ですので、間違えないようにしましょう。

就活生なら中検2級以上のレベルを目指そう

中国語検定は中国語の検定・資格としては知名度が最も高いので、日本での就職には一定のアドバンテージがあるでしょう。

新卒生なら2級以上の合格を目標にするといいと思います。

日本国内企業の中国語関連の求人では、要求されるレベルの目安として書かれていることが多い資格試験です。

中国語に直接関連のない企業でも、人事担当者の目にとまる可能性が高いので、中国語を勉強しているなら中検2級以上のレベルはぜひ目指したいレベルです。

中国企業に就職するならHSKがおススメ

中国語検定の海外での認知度は低いため、中国現地企業への就職を考えている人はHSKの受験を検討した方が良いでしょう。

関連記事:
中国語の語学検定まとめ
中国で働くには?中国系の転職 就職 求人情報サイトまとめ

転職希望者、既卒・第2新卒なら中国語検定準1級レベル以上を

転職活動での資格試験はビジネスの即戦力の証明という意味合いが強いので、準1級などある程度レベルの高い級を目指した方がいいでしょう。

関連記事:中国語検定準1級・1級のすすめ

とは言え、他に特技があれば中検2級レベルでも十分必要とされる市場もあります。

現地採用などでは、業務そのものは日本語の堪能な中国人スタッフが進めるため、「日常生活ができること」という意味で中検2級レベルを要求していることも多いようです。

準1級への挑戦と、転職エージェントなどへの登録を同時進行で進めて行くのが良いでしょう。

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p class="inyoumodoki">転職経験者からのアドバイス
私も以前に転職を経験したことがありますが、転職(既卒・第2新卒)マーケットは新卒マーケットとは全く異なるため、マイナビエージェントなどの「転職エージェント」に無料で登録して、プロの助けを求めるのが最も近道です。
<a href="https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2NE5EP+5YC2K2+UBO+66WOX" target="_blank" onclick="ga('send', 'event', 'a8-mynavi', 'click', 'mynv-chuken02');>
中国語が必須でない職場であれば、中検3級レベルでも積極的にアピールしていきましょう。

上級レベルの難易度は?独学では無理?

いいえ、独学でも十分合格できます

関連記事:中検準1級に独学で合格しました

中国語検定は書店にかなりの数の対策本が並んでいますし、公式サイトには過去問題も掲載されていますので、ダウンロードして自分で模擬試験を受けてみることもできます。

中検でコミュニケーションレベルは測れますか?

中検の趣旨は、中国語の「学習成果を正しく測る」こととなっており、コミュニケーション能力よりも、語学学習の到達度に重きが置かれているようです。

実際に試験を受けてみても、筆記試験にかなり重きを置いていますので、コミュニケーション能力を測定するのにはあまり向いていないと感じます。

純粋にコミュニケーション能力を測りたいなら、TECC(中国語コミュニケーション検定)がオススメです。

関連記事:中検・HSK・TECCの比較

「ビジネスレベルの中国語」は中国語検定何級?

求人広告などで「中国語ビジネスレベル」と書かれていることがありますが、この場合は中検のどの級を目指したらいいのでしょうか。

中国語検定は、上でも述べたように筆記試験重視型ですので、これだけでビジネスレベルかどうかを判断することは困難ですが、コミュニケーションにも文法や単語の知識は必要です。

それで、少なくとも中検2級、できれば準1級に合格していれば、ある程度正確な中国語を理解していることのアピールになるでしょう。

関連記事:中国語のコミュニケーションに文法は必要?

中国語検定の情報

受験料

受験料は準4級3100円(3000円)、4級3800円(3700円)、3級4800円(4700円)、2級7000円(6800円)、準1級7700円(7500円)、1級8700円(8500円)となっています(カッコ内はネット申し込み価格)。

試験形式

マークシート式に加えていくらかの記述式の問題があります。準1級と1級の場合、1次試験(筆記)に合格した人には2次試験(面接)の通知があります。

試験地

中国語検定の受験会場は札幌から沖縄、さらには東アジア圏でも実施されているようです。

私が中検1級を受験した静岡会場は、日本語学校の校舎でした。

2016年3月の実施都市

地域試験会場
北海道・東北札幌,青森,仙台,福島
関東東京,国分寺,町田,横浜,千葉,船橋,大宮,水戸,宇都宮,前橋
甲信越・北陸新潟,柏崎,富山,金沢,福井,甲府,岡谷
東海名古屋,豊橋,三重,静岡
関西大阪,京都,西宮,姫路,天理,和歌山
中国・四国境港,松江,岡山,広島,高松,松山
九州・沖縄福岡,北九州,長崎,熊本,宮崎,鹿児島,那覇,名護,宜野湾
海外北京,上海,大連,広州,香港,台北,シンガポール

受験日程

中検は、春(3月第4日曜日、受付1/15~2/20)・夏(6月第4日曜日、受付4/15~5/20)・秋(11月第4日曜日、受付9/15~10/20)の年3回実施されます。1級は11月のみの実施です。

上記受付期間はネット申し込みの場合で、郵送申し込みより長く設定されています。

2016年3月現在、以下の日程が発表されています。

  • 第89回 2016/6/26(日)、※二次試験(準1級)2016/7/31(日)
  • 第90回 2016/11/27(日)、※二次試験(1級、準1級)2017/1/8(日)
  • 第91回 2017/3/26(日)、※二次試験(準1級)2017/4/30(日)

中国語検定のレベルと難易度

中国語検定の各級の難易度は以下の通りです。

準4級

準4級が想定している到達度は「学習の準備が完了していること」で、学校などで生徒たちに受けさせるための級と考えられます。

自分で受験する人は準4級をパスして4級もしくは3級からスタートしてもいいでしょう。

試験問題例:

あなたは留学生ですか。
你是留学生( 的/吗 )?
⇒「吗」

レベル:

学習を進めていく上での基礎的知識を身につけている

学習時間:

60~120時間(第二外国語で半年程度、高校教育の場合は1年程度、専門学校・講習会等では半年以上の学習時間)

単語数:

約500語

出題内容:

簡体字を正しく書ける、ピンインの読み方と綴り方、単文の基本文型、簡単な日常挨拶語約50~80。

4級

中検4級は「基礎をマスター」しているかを測定する試験です。中国語をこれから始めるという方は、取っ掛かりとして4級を目指すのもいいかもしれません。

試験問題例:

这( 件/把/条/支 )伞是谁的,我用一下,行吗?
⇒「把」

レベル:

平易な中国語を聞き,話すことができる

学習時間:

120~200時間(第二外国語では1年程度の学習時間)

単語数:

500~1,000

出題内容:

単語の意味、漢字⇔ピンイン、中国語単文の日本語訳と日本語の中国語訳

3級

中検3級は、「自力で応用力を養える、基本的な文章を読み,書く、簡単な日常会話」ができるレベルかが測定されます。中国語学習の中間目標として良さそうです。だいぶ単語力もついてきていますから、感覚としては、実務を任せるのは難しいが、将来性に期待したいレベルです。

試験問題例:

上初中的( 时候 / 时间 / 时刻 /时 ),我特别喜欢学数学。

学習時間:

200~300時間、第二外国語として2年程度

単語数:

1,000~2,000

2級

新卒の履歴書に書いてあれば、評価できるレベルでしょう。まだ単独で実務が任せられるレベルではありませんが、限定的な業務ならなんとかなりそうです。

中国語には「中級者の壁」があると言われています。中検2級でかなり苦戦する方も多いようですから、2級を乗り越えると自信につながりますね。

試験問題例:

毕业快三十年了,你还( 记住 / 记得 / 记忆 / 记下 )他的名字,你记性真好!
⇒记得

レベル:

実務能力の基礎、やや高度な中国語の文章を読み,3級程度の文章を書く、日常的な話題での会話

出題内容:

単語・熟語・慣用句の日本語訳・中国語訳、多音語・軽声、語句の用法の誤り指摘、100~300字程度の文章の日本語訳・中国語訳

準1級

事実上の中検最上級と考えていいと思います。昨年度から準1級にも2次試験(面接試験)が設定されました。ある程度実務を任せられる、と考えてよさそうです。

試験問題例:

这段话读起来很( 阻碍 / 扭捏 / 障碍 / 别扭 ),一点儿也不通畅,你再改改吧。

レベル:

実務に即従事できる、社会生活に必要な中国語を基本的に習得、通常の文章の中国語訳・日本語訳,簡単な通訳

出題内容:

やや難度の高い文章の日本語訳・中国語訳、簡単な日常会話と口頭での中文日訳及び日文中訳

1級

1級はかなりマニアックな試験で、「英検1級より難しい」と言われています。個人的には物好きが受ける試験という印象です。ただ、「1級」という響きにはかなりインパクトがありますので、就職活動で強烈なアピールポイントが欲しい人は中検1級に挑戦してみるのも良さそうです。(関連記事:中国語検定1級に挑戦!

試験問題例:

你怎么能用那样的( 口碑 / 口诀 / 口谕 / 口吻 )跟父母讲话呢?

レベル:

高いレベルで中国語を駆使、高度な読解力・表現力、複雑な中国語・日本語の翻訳・通訳

出題内容:

時事用語も含む難度の高い文章の日本語訳・中国語訳、熟語・慣用句などを含む総合問題、日本語と中国語の逐次通訳。

特典:

合格者は通訳案内士試験の外国語筆記試験が免除

中検おすすめテキスト

中国語検定の準備には、まずは中国語検定協会の公式問題集(1級・準1級2級3級4級準4級)をゲットしましょう。

プラス、「合格奪取!中国語検定トレーニングブック」シリーズがあると、かなりしっかり準備ができるのでオススメです。

合格奪取!中国語検定トレーニングブック(1級・準1級2級(筆記)2級(リスニング)3級(筆記)3級(リスニング)4級準4級

合格奪取! 中国語検定準1級・1級トレーニングブック 一次筆記問題編
合格奪取! 中国語検定準1級・1級トレーニングブック 一次筆記問題編戴 暁旬

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まとめ:就職活動にも、学習の目標にもOK

こうして見てみると、中国語検定は入門の準4級から上級の1級までがバランス良く並んでいます。就職活動のための準備として受験するのも良いですし、この階段を一つ一つ上るような形で目標にすると、学習の助けにもなります。上手に活用して、中国語を楽しく学んでいきたいですね。

-中国語, 中国語検定

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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