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上海~蘇州 南京 杭州間中国新幹線(CHR 高鉄 動車)の乗り方

2016/10/09

上海から蘇州や南京、杭州までは、中国高速鉄道(CHR)、いわゆる中国版新幹線で移動するのが便利です。中国版新幹線の乗り方についてまとめてみました。

上海発、方面別の時刻表はこちらから

高鉄(ガオティエ、高速鉄路・高速鉄道)と動車(ドンチャー、動車組)

中国版新幹線には列車番号がGで始まる高鉄(中国語では、高铁と、Dで始まる動車組(中国語では、动车组の2種類があります。

ただし、上海~蘇州・南京・杭州間に限って言えば、どちらに乗っても乗車時間は変わりません。

動車組の方が料金が若干安いので、タイミング良く動車組に乗れるとラッキーですね。

P1000643

所要時間は上海~蘇州が25分以上、上海~杭州が45分以上、上海~南京が1時間5分以上です。

中国の高速鉄道ダイヤは統一性がなく、高鉄・動車どちらも所要時間がまちまちなのが現状です。時刻表を調べるときは、発車時刻だけでなく、必ず到着時刻も確認するようにしましょう。

上海~南京間の高速鉄道は2路線

上海~南京間には京滬高鉄(中国語では、京沪高铁と、滬寧高鉄(中国語では、沪宁高铁の2本の高速鉄道が走っています。

この2つの路線は地理的にも別の場所を通っているため、停車する駅が異なります(上海虹橋駅と昆山南(崑山南)駅は共通)。また、本数は少ないものの、京滬高鉄と滬寧高鉄とで相互乗り入れが行われています。

ちなみに、中国ではこの2つの路線の違いはほとんど意識されていません。駅の表示などにも一切出てきません。乗る駅と降りる駅が分かればそれでいい、という国民性なのかもしれません、けっこう大事なことだと思うんですが…

滬寧都市間鉄道(滬寧高鉄)の車窓

この2本の高速路線、駅名がそっくりなものが多いため、乗り間違えないように注意が必要です(京滬高鉄は郊外を走っているため「○○北」や「○○東」と言った名前が多いのが特徴です)。特に、上海駅から京滬高鉄に向かう列車は非常に少ないので、京滬高鉄方面に向かう場合は上海虹橋駅を利用すると良いでしょう。

滬寧高鉄と京高鉄の主な停車駅

滬寧
高鉄
南京常州無錫蘇州昆山
上海上海
虹橋
京滬
高鉄
南京
常州
無錫
蘇州
=

上海~杭州間

上海~杭州間には滬杭高速鉄道が運行されています。こちらの運行系統はシンプルですが、行き先が杭州東駅・杭州駅に分かれていますので、切符を購入するときは行き先に注意しましょう。

高鉄と動車の運賃

中国の高鉄・動車の運賃は、走行距離によって変わるのか、出発地・到着地が同じでも運賃が微妙に異なります。

上海~蘇州間

上海~蘇州区間の運賃は、高鉄の場合、日本の指定席に相当する二等座が34.5~39.5元(約660~750円)、グリーン車に相当する一等座が54.5~64.5元(約1040~1230円)です。

動車の場合、二等座が24.5~26元(約480~490円)、一等座が28.5~39.5元(約540~750円)です。

上海~蘇州高鉄動車
一等54.5~64.5元
(約1040~1230円)
28.5~39.5元
(約540~750円)
二等34.5~39.5元
(約660~750円)
24.5~26元
(約480~490円)

上海~南京間

上海~南京区間の運賃は、高鉄の二等座が134.5~144.5元(約2560~2750円)、一等座が219.5~229.5元(約4170~4360円)です。

動車では、二等座が87.5~95.5元(約1660~1810円)、一等座が105.5~144.5元(約2000~2750円)です。

上海~南京高鉄動車
一等219.5~229.5元
(約4170~4360円)
105.5~144.5元
(約2000~2750円)
二等134.5~144.5元
(約2560~2750円)
87.5~95.5元
(約1660~1810円)

上海~杭州間

上海~杭州間の運賃は、虹橋駅~杭州東駅間の高鉄(G)の場合、運賃はそれぞれ、二等座:73元(約1420円)、一等座:117元(約2300円)、特等座:132元(約2600円)、商務座:219.5元(約4300円)となっています。

一等・二等どちらがおすすめ?

二等か一等かという点では、中国旅行が初めてで、中国に余り慣れていないなら一等が良いのかもしれません。シートが広いだけで、サービスに差はありませんが、一等座席は料金が高い分(客層が限定されるため)車内が比較的静かです。

ただ、二等でも不快な思いをするほどうるさかったり汚かったりということはありません。

中国版新幹線(高鉄・動車組)二等座席の車内(二等座席の車内)

中国版新幹線一等座席の車内(一等座席の車内)

高鉄(G)車両の場合、商務座(ビジネスクラス)が設定されている車両が多数あります。料金はかなり高いですが、より静かに移動したい場合はこちらも検討しても良さそうです。

中国新幹線の商務座 photo by The United States Army Band

商務座 photo by The United States Army Band

中国は日本と比べて外が騒がしいので、私は少しお金を出してでも移動時間を静かに過ごすようにしています。ノイズキャンセリングヘッドホンなどでお気に入りの音楽を聴くとしっかりリラックスできるのでオススメです。(関連記事:中国旅行を快適にするグッズ

上海虹橋駅と上海駅どちらが便利?

上海~蘇州・南京間の新幹線が発着する駅には、主に上海駅(中国語では、上海火车站と上海虹橋駅(中国語では、上海虹桥站の2つの駅があります。

上海~杭州間の新幹線は主に、上海虹橋駅からの出発です(上海駅発は1日2本しか設定されていません)。

中国旅行初心者の方には、駅が新しく(案内表示が見やすい)、滬寧高鉄と京滬高鉄のどちらの列車も選択肢が多いので、上海虹橋駅がおすすめです。

上海駅新幹線乗り場の待ち合い(上海駅の待合室)

上海虹橋駅新幹線乗り場の待ち合い(上海虹橋駅の待合室)

上海浦東国際空港から上海駅・上海虹橋駅へのアクセス

浦東空港(中国語では、浦东机场から上海駅・上海虹橋駅に向かう場合は、空港路線バスが便利です。

上海虹橋駅までは機場1線(中国語では、机场1线(運賃30元(約570円))、上海駅までは機場5線(中国語では、机场5线(運賃22元(約420円))が運行しています。所要時間はどちらも約1時間です。

きっぷの買い方

中国ではきっぷ購入にパスポートが必要です。行き先・乗車日・列車の時刻・人数をメモに書いて見せるといいでしょう。複数人分まとめて購入する時は、乗車する人全員のパスポートを提示します。

駅のきっぷ売り場はVISAなどのクレジットカードに対応していないので、銀聯カードか現金を用意しておきましょう。(関連記事:中国旅行に「銀聯プリペイドカード」を作っていくと安心・便利

上海虹橋駅の切符売り場

外国人は自動券売機が使用できない

外国人は自動券売機できっぷを購入することができません。

改札

駅のコンコースに入り(荷物検査やきっぷの所持を確認されます)、改札の手前にある待ち合いエリアで改札が始まるのを待ちます。

列車の発車10分前ぐらいから改札が始まるので、自動改札機にきっぷを通してホームに降ります。発車数分まえには改札が終了してしまうので、早めの行動を心がけましょう。

南京南駅の改札口

指定席なのに…

中国では「指定席」という概念があまり浸透していないため、自分の指定席番号の場所に他の人が座っていることが良くあります。

そんな場合でも自分のきっぷを見せれば大丈夫、快く移動してくれるはずです。

家族がバラバラの座席に

きっぷ売り場の係員が気の利かない人で、家族がバラバラの座席になってしまう場合がよくあります。

その場合も、隣や前の席が空いていれば、誰かが来るまで家族一緒に座っていても問題ないでしょう。

その座席の持ち主が来た時でも、家族を指さして「一家人」と言えばほとんどの場合、譲ってくれます。

もし乗り遅れたら

万が一、指定した時間の列車に乗り遅れても大丈夫です。窓口に行けば、手数料なしで次の列車のきっぷに再発行してもらえます。(関連記事:中国で新幹線に乗り遅れたら

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-中国の交通機関, 中国出張, 高鉄・鉄路

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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