中国語 のお勧め記事

言葉は道具、道具にこだわるのがプロ

2016/10/11

コトバって包丁菜刀と良く似てると思うんです。そんな事を考えながらつらつらと書いてみました。

 

素材あっての包丁

包丁は、素材を調理するために使う、道具。

料理に包丁は不可欠と言ってもいいでしょう。

でも、いくら包丁をピカピカに研いであっても、冷蔵庫が空っぽだったら、食べる人を満足させることはできません。

8557776558_2399ca9c3c_zphoto by Didriks

素材が主で包丁は従であるということを忘れてはいけないな、と思います。

 

包丁は大事だけど、料理の全てではない

世間にある包丁の値段は、ピンキリです。

最近は、100円ショップでも包丁が売っていますが、おもてなし料理にそれを使う人は、あまりいないでしょう。

かと言って、10000円クラスの包丁を買う人もそんなにはいないかもしれません。

いわゆる家庭料理レベルならば、ホームセンターで売っている1000円前後の包丁で十分、と思う人が多いはずです。

大事なのは、包丁に凝るよりも、おもてなしの心や愛情を込めて、丁寧に素材を扱うこと。

包丁は料理になくてはならないものですが、包丁の料理に占める割合は、実はそんなに大きい訳ではない。

 

高級包丁を使いこなすには、基礎が必要

その内、人をもてなすことが楽しくなってくると、もっとおいしい料理を食べてもらいたい、いい素材が手に入ったから、もっとおいしく食べてほしい、と思うようになるものです。

そうなると、人は大抵、少しモノのいい包丁を買ったり、用途に合わせた色々な包丁を揃えたりするようになるかもしれません。

でも実は、高級包丁は、あなたの腕を自動的に補ってくれるものではない。

専門の包丁の方が、使う方の人に、ある程度の基本動作がきちんとできることが要求されるものです。

もしかすると、これまで自己流でそれなりにできていた人も、きちんと基礎から学び直す必要があるかもしれません。

ただ、基本を身につけてから専門包丁を使うと、同じ素材を使ってもそれまでとは全く違う料理ができてしまうことに驚くはずです。

 

たくさんの料理を日常的に作るなら、包丁にもこだわりたい

その内あなたは、数10人、数100人規模のパーティの料理を任されるようになるかもしれない。

そうすると、なおのこと、美味しい料理を速く正確に作る必要があります。

そのために、切れ味が良く、自分の腕の一部のように使える包丁が欲しくなるでしょう。

切れ味の悪い包丁で100人単位の料理を作るのは、作る方も疲れますし、食べる方もがっかりします。

 

 

あ、包丁の話が長くなりました。

そう、コトバの話をしているんでした。

 

話す内容があっての、コトバ

話したいことが素材、コトバはそれを相手に伝えるための道具です。

話したいことを自分の中にしっかり持つ、趣味のことでも、信念でも、自分の気持ちでもなんでもいい。

伝えたいことがはっきりしていれば、コトバはどんどん上達します。

 

コトバは大事、でもコミュニケーションの全てではない

コトバが上手になれば、できることはたくさんあります。

でも、それよりも大事なのは、伝えたいと強く願うこと、相手にきちんと伝わっているか思いやる心。

コミュニケーションには、表情、声の調子、身振り手振り、様々な要素が関係します。

コトバはコミュニケーションの全てではありません。

少なくとも少人数の、(信頼関係のある)コミュニケーションであれば、コトバが多少不自由でも問題ないはず。

例えば中国で、シビアな交渉をしないといけない、という場合でも、コトバが流暢なだけではうまくいかなかったりします。

大事なのは意外と、声量だったり、粘り強さだったりするものです。

 

レベルアップの動機

とは言え、コトバはコミュニケーションの要(かなめ)。

あなたにコトバの進歩が見られないと、いつか周りの人たちは離れて行くかもしれません。

なぜなら、あなたとコミュニケーションを取ることに疲れてくるから。

だから、相手のことを思いやる気持ちがあるなら、コトバを磨きましょう。

それが、聞く人への思いやりになります。

 

日常的に複数人を相手にするなら、基礎からきちんと学ぼう

もしあなたが、複数人、もしくは何十人かを相手に話すことを目指すなら、(その機会は意外と多くあるものです)

コトバの基本をしっかりと学びましょう。

基本に立ち返るのは、結構勇気が要るものです。

特に、もしあなたが今、適当なコトバで何とかやり過ごせているなら、なおのこと勇気が要るでしょう。

でも、ちょっと遠回りと思えても、勇気を出して基本に立ち返りましょう。

その遠回りはあっという間に取り返せて、そしてもっと相手を喜ばせる、相手の心を動かすコトバが話せるようになります。

ワンランク上のコトバを手に入れると、長く会話しても、相手も自分も疲れないことに気づくでしょう。

DSCF3258

 

外国語学習者の私たちは、コトバと上手に付き合って、コミュニケーションを楽しみたいですね。

-中国語

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

共有する

これは役に立つ!面白い!と思ったら共有してくださるとうれしいです。シェアしていただけると、がぜんやる気がでます^^

C-STUDYの定期読者になりませんか?

ブログの更新情報をメールでお届けします。購読は無料、解除も簡単です。 読者数:246人

関連記事