おすすめ参考書 中国語 のお勧め記事

プロ通訳も推薦する「Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書」

2016/09/22

単語数词汇量もだいぶ増えてきたし、ここで文法语法をしっかりやっておきたいんだけど…という方にお勧めなのが、「Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書」です。

プロ通訳も推薦する「Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書」

私自身も中国語を勉強し始めたころ、プロの通訳职业翻译员の方から薦められたのがこの本です。

Whyにこたえる

大型本で少し分厚いため、本屋さんで手に取るとちょっと腰が引けてしまうかもしれませんが、内容が非常に分かりやすくまとめられていて、少しずつこの本の内容を進めていけば、中国語の文法が無理なく学べるようになっています。

中国語文法の仕組み「なぜ?」に答える良書

この本の特色は、前書きにもありますが、なぜ为什么そうなのか、という疑問に答えている点です。

外国語を学ぶ時、「なぜそうなるのか?」と疑問に思うことがたくさんあると思います。ネイティブに「なぜそうなるの?」と尋ねて、「そういうものです」と答えられた経験のある方も多いはずです。なぜならネイティブはそれが当たり前だと思っているので、訓練を受けた人でなければほとんど、そうした疑問に答えられないのが普通です。

ネイティブは「なぜ?」に答えられない

私たち日本語ネイティブも、外国の方から日本語について質問されても答えられないことがほとんどです。「日本人の知らない日本語」というマンガは私のおすすめマンガの一つですが、その中に、ある日本語を学ぶフランス法国の方が、「しーん」という擬音にとても驚いているという記述があります。

「なぜ、音がないことを『しーん』という音で表すのですか?」

恐らく、私たちにはそもそも彼が何を疑問に思っているのか、分からないことでしょう。ただ、日本語ネイティブでない人にとっては、「音がないことを表す音がある」ということが不思議で仕方ないようです。

日本人の知らない日本語
日本人の知らない日本語蛇蔵 海野 凪子メディアファクトリー 2009-02-18
Amazon by G-Tools

話が脱線してしまいました。

ということで、外国語学習者の「なぜ」に答えるのは、けっこう大変なことなのです。私も良く、「そういうものですから」とごまかしてしまいます…

でも学ぶ方からすれば、これは大変な問題です。私たち大人は、子どものように「とにかくそうなんだ」とはいきません。納得しないと頭に入っていかないですね。という訳で、「なぜ」に答えられる先生に学ぶ、「なぜ」に答えられる本で学ぶというのはとても大切なことです。

中国語の"了"について「Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書」の説明は?

本書では、私たちが良く疑問に思う点について非常に明快に、歯切れ良く説明されています。例えば、私たちのほぼ誰もが疑問に思う「”了”は過去形なのか?」について、こんな説明があります。

動作が完了したり、そのことが実現をみたという動作・行為の姿を表すのが完了・実現のアスペクトです。

動作が完了したり、そのことが実現をみたという動作・行為の姿を表すのが完了・実現のアスペクトです。
(中略)
これらは日本語にすると「~した」となることが多いので、過去のテンスを表すものと思いがちですが、進行相や持続相が過去・現在・未来のいずれのときにも用いられたように、完了・実現の”了” leもテンスからは自由です。

上にある通り、””は過去形ではなく完了(実現)形なので、過去・現在・未来のいつでも用いることができるのですね。

「Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書」は文法学習が長続きする構成

語学には、絶対的に時間が必要です。上達度はかけた時間に比例する、と言っても過言ではありません。

私の座右の書である「わたしの外国語学習法」には、「外国語学習に必要は最低限の時間は、週平均10~12時間なのです。」とあります。

外国語学習に必要は最低限の時間は、週平均10~12時間

1日あたりにすると約90分が最低ラインということになるでしょうか。私の経験からしても、それなりのレベルを目指すのであれば、このくらいの時間は確かに必要です。

わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)
わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)ロンブ カトー Lomb Kat´o筑摩書房 2000-03
Amazon by G-Tools

実際にはそこまで時間をとることが難しいとしても、ある程度の量を定期的に、長く続けていくことが語学の近道であることには間違いありません。

Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書は初級レベル脱出の良書

そうなると、中国語の場合、どうやって初級レベルを脱出するか、というのが一つの課題になります。

初心者の時に一生懸命がんばって壁を乗り越えた方は、しばらくの間、単語を覚えればそれだけ会話が多くできるようになって、進歩を実感できるので、モチベーションを保つのはそれほど難しくありません。

しかし、その次の段階に進もうと思うと、今までの「ブロークン」な中国語でもとりあえずのコミュニケーションには困らないだけに、時間を割いて正しい文法を学ぼう、それに時間を割こうという気持ちになりにくいのが現実です。

そこで、長続きするよう工夫された文法書があれば、少しずつ、少しずつ文法を学んでいくことができます。

正しい文法を学ぶメリット

正しい文法を学べば、よりいっそう「ネイティブの心にストンと落ちる」中国語を話せるようになります。ネイティブの心に届く話し方をマスターしたい人にとっては、初級者脱出は必須と言えるでしょう。

この本は自習ドリル形式かつ、模範解答がきちんと別冊で用意されています。また、欄外の豆知識や、中ほどにはコラム「中国語ってどんなことば?」が10ページほど設けられており、飽きずに文法の学習を進めることができます。

まとめ:「Why?にこたえる はじめての 中国語の文法書」は、早い段階で購入し手元に置いておくのがオススメ

という訳で、本書は私のイチ押し文法書です。オススメは、早いうちに手元に置いておいて、ふとした疑問が浮かんだ時にこの本で調べる癖をつけることです。発音練習がひと通り終わったら、ぜひ用意して、手元に1冊置いておきましょう。

Why?にこたえるはじめての中国語の文法書
Why?にこたえるはじめての中国語の文法書相原 茂 石田 知子 戸沼 市子同学社 1996-06
Amazon by G-Tools

-おすすめ参考書, 中国語

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

共有する

これは役に立つ!面白い!と思ったら共有してくださるとうれしいです。シェアしていただけると、がぜんやる気がでます^^

C-STUDYの定期読者になりませんか?

ブログの更新情報をメールでお届けします。購読は無料、解除も簡単です。 読者数:246人

関連記事