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中国語の声調を安定させる補助線メソッド

2016/09/22

中国語を学びはじめのころは、声調(四声)がどうしても身につかなくて、苦労することが多いですね。

中国語の声調photo by Alessio MumboJumbo

でも、心配しないでも大丈夫です。

個人差はありますが、練習を続けていけば、必ずできるようになりますよ。

 

日本人が声調を苦手とする主な原因は、日本語のイントネーションというのが、あまり厳密ではないということにあります。

 

例えば、「証人(しょうにん)」という単語を例に挙げると、

・「証人喚問」

・「目撃証人」

この2つの「しょうにん」は、音の高低が違うことが分かりますか?

 

日本語は、一つの単語が前後の流れでアクセントやイントネーションが柔軟に変わるという、とても複雑な言語なんです。

 

中国語は、前後の流れで単語の声調が柔軟に変わるということはありません。

第3声+第3声が、第2声+第3声に変わるというようなルールも、いくつかありますが、きちんとルールになっているので、日本語よりも断然シンプルですね。

nihao

 

という訳で、これから中国語を学ぼうという場合には、私たちが子供のころに自然に身につけた「前後の流れで音の高低を柔軟に変える」という日本語のクセを修正する必要があるのですね。

 

さて、このクセを修正する方法ですが、これまで皆さんと一緒に発音を学んできた経験からすると、ピンインに補助線を引く方法が、かなり有効なようですよ。

 

さっそくやってみましょう。ピンインの書かれた本を1冊用意してくださいね。

その中のどの文章でも構いませんので、短い文を1つ選んでください。

ここでは、こんな文を例にしてみましょうか。

laigeisuiwoba01

来跟随我吧

 

では、まずこの短い文章を読んで、ご家族かお友達に正しく声調ができているか聞いてもらいましょう。

問題ないようでしたら、もう少し長い文章で試してみてもいいですね。

 

それでは、ここに、3本の補助線を下の図のように引きます。

laigeisuiwoba02

 

さらに、声調に応じて音の高低を表す線を引きます。

こんな感じになればOKです。

laigeisuiwoba03

 

では、もう一度この文章を読んでみて、誰かに聞いてもらってください。

声調は安定しましたか?

 

文章が長くなると、声調は乱れやすくなりますから、自分で「文がこれ以上長くなると声調が乱れるな~」という長さの文章で、この方法を試してみてください。

きっと、次のレッスンで「今日は声調が安定していますね」と先生にほめられますよ(^^)v

 

さて、ここで頭の片隅に置いておいていただきたいのですが、中国語の声調は、本来こうした五線譜(三線譜?)で表すような、絶対的な高低ではありません。

ですから、声調の感覚を身につけたら、この補助線のことは忘れてくださいね。

 

とは言え、声調が安定すると、ネイティブに通じる発音にグッと近くなりますよ。

発音練習は単調になりがちで、長続きさせることが難しいですが、先生と一緒に、自分にぴったりの発音練習を工夫して、楽しんでくださいね。

トレーニングphoto by Will Merydith

 

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-中国語, 発音のコツ

この記事を書いた人

C-STUDY管理人。フリーランスのプログラマー+中国語通訳翻訳+ブロガーをやってます。中国語は独学でHSK8級+中検準1級。中国・中華圏を中心に東アジア~東南アジアが活動範囲です。もっと詳しく

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